ベルギーのグルメ その1 [ベルギー]
冬の中でも一番寒い月と言われる二月も今日で終わり。明日からはいよいよ三月です。
寒い日はまだまだあるようですが、一歩一歩春に近づいていることだけは確かです。
さて、今日から、ベルギーのグルメを5回シリーズで紹介します。まずは首都ブリュッセルのレストランから始めましょう。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年2月24日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ブリュッセルと言えば、世界遺産にもなっている広場グラン・プラス。
本日紹介するレストランのシェフ、パトリックさんは、子供の頃からここを行ったり来たりしていたそうです。
チョコレートにビールにフライドポテト、首都にあるグルメの味は身体で覚えています。
シェフの向かった先は魚介類のお店。お目当ては穫れたてのムール貝です。
「ムール貝を一番たくさん作っているのはオランダ人で、一番食べているのはベルギー人とフランス人ですよ」とパトリックさん。
ムール貝はフランスでも養殖していますが、ベルギーの場合はオランダからの輸入なのですね。
ムール貝を仕入れたパトリックさん、グランプラスのすぐ近くにある自分のお店Chez Patrickの厨房で調理してくれます。
作ってくれるのは、ムール貝料理の基本中の基本、ムール・マリニエール(moules marinières)。
まずは玉ねぎ、セロリを刻みます。鍋にムール貝を入れ、エルブ・ドゥ・プロヴァンス(ハーブ)、コショウ、バター、水少々を加え、フタをして10分ほど火にかけると出来上がり。
見るからに美食家のお兄さん方二人が美味しそうにムール貝を食べていました。
ムール貝につきものなのがフライドポテトです。フライドポテトと言えばベルギーの名物。
二度揚げするのが美味しいフライドポテトを作るコツ。回りはカリッと、中はホクホクのフライドポテトが出来上がります。
もう一つのお店のスペシャリテがワーテルゾーイ(Waterzooi)。
鶏肉をクリームソースで柔らかく煮込んだシチューのような料理です。
もともとはベルギー西部のゲント地方の郷土料理だそうです。寒い冬にはぴったりのお料理ですね。
さらに別のスペシャリテがストゥンプ(Stoemp)。
ジャガイモと野菜とベーコンを茹でてつぶした料理。上にのったソーセージとベーコンが美味しそうです。
ボリュームたっぷりのこの料理は、ベルギー南部アルデンヌ地方の郷土料理。
「ここの料理はお祖母さんの代から作られて来た伝統の料理ばかりです」と男性客。
お供の飲み物は、やはりベルギービールのようです。
最後はデザート。一つ目がアイスクリームとビスケット。二つ目が、ジャムのクレープ。
そして三つ目が生クリームたっぷりのワッフル。
ベルギーのデザートも回ってました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、私の彼に『愛してるわ』と優しく言った。彼も『僕も愛してるよ』と言って、にやりと笑うと付け加えた。『もっと愛してるのは・・・ビールだよ』」
VDM (Vie de merde)より
最後に出てきた生クリームたっぷりのワッフル、美味しそうすぎて目の毒です(笑)。
シェフのパトリックさんを見ているうちに、だんだんと笹野高史さんが料理しているようにに見えてきて(笑)
by opas10 (2014-03-04 23:37)
opas10さん
もう一度ビデオ見てみました。
笹野高史さん、ブルッセルで料理人やってたんですね!^^
確かに似てます。 おでこのあたりとか、口元とか。
by carotte (2014-03-06 16:32)