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ベルギーのグルメ その2 [ベルギー]

 シリーズの二回目は、ブリュッセルから南東へ60キロほど移動し、アルデンヌ地方の玄関口と言われるナミュールにあるレストランLe Temps des Cerisesを訪ねます。 

 

Belguium_Namur.jpg



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年2月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 お客さまで賑わうレストランの店内。すでにワインのボトルが一本空いてしまいました。


 そこへ登場したのがフライドポテト。


 「フライドポテトはフォークで食べるものではありません。手でつまんで食べるもの。その方がずっと美味しい!」と男性客。


 シンプルでボリュームたっぷりの料理がこの店の特色。


 「皆でわいわいがやがやおしゃべりしながら食事をしてもらうというのがいいんです」と本日のシェフのドミニクさん。


 この地にお店を開いて26年になるそうです。


 川の流れる美しいナミュールの街を歩いて向かった先は・・・小さなビール工場Brasserie Caracole


 小さな工場ですが、18世紀創業の長い歴史を誇る由緒ある工場です。


 しかも昔ながらの製造法でビールを作っている数少ない工場の一つです。


 「タンクの麦芽入り水を薪の火で温めます。蒸気で温めたものとはまた違った味わいになります」と工場のフランソワさん。


 このビールが様々な料理のヒントになります。


 厨房へ戻ったドミニクさんが作ってくれる料理は、エスカルゴ添えトラウトのフィレとビール風味のソース。


 まずはベルギーチコリを刻んだらバターを引いたフライパンで炒めます。


 同じようにジャガイモもフライパンで炒めます。


 トラウトのフィレはまず強火で皮の方から焼いて行きます。ひっくり返したら弱火にして火を通しますが、通しすぎてはいけないようです。


 ソースは、ムスリンヌソース(バターとレモン果汁と卵黄に塩・こしょうを加えて作ったオランデーズソースに、泡立てた卵白か生クリームを合わせたもの)にビールを適量加えながら作ります。


 これをお皿に盛りつけたら出来上がり。


 エスカルゴはナミュール産だそうです。トラウトと一緒に食べるんですね。


 「よくスポーツをするのでたくさん食べるんですよ。というか、食べることがスポーツするモティベーションになってるわけです(笑)」と男性客。


 レストランのもう一つのスペシャリテがナミュール風カスレ。


 さらに豚の鼻の料理もあります。


 そして、デザートは、ブランデー入りコーヒー、さくらんぼのパフェ、カルバドスでフランベしたアイスクリーム添えタルトでした。




******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、事務所の経費をチェックしていると、レストランで会議(4人分)というレシートが出て来た。ウチの部は全部で5人。そう言われると会議のあった日、皆が私に言ったっけ。『今日は外で食べて来る』」

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

opas10

これはまたボリューミーな料理ばかりですね。これだけ食べたら、スポーツをするモチベーションというよりも、スポーツしないとヤバイという危機感が(笑)
by opas10 (2014-03-04 23:48) 

carotte

opas10さん
ベルギー人もかなりの食いしん坊ですねえ〜。とても日本人にはこれだけの量は食べられないです。食べた分を清算するとなると、かなりの運動量になりそうな気がします。^^;
by carotte (2014-03-06 16:37) 

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