ベルギーのグルメ その5 [ベルギー]
シリーズの最後は、海辺の街オステンドにあるレストランを訪ねます。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年2月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
9キロにも渡って続くビーチ。オステンドが“ビーチの女王”と呼ばれるのも納得です。
ここは有数のリゾート地。となると、美味しいものを求めてグルメもたくさん集まります。
海岸を自転車を押しながら歩いてくる赤いダウンジャケットの女性が今日のシェフです。
「陸と海、それがオステンドなんです。海はじっとしていることはありません。いつも変わり続けています」とミッシェルさん。
海辺のリゾート地で食べるものと言えば海の幸。魚屋さんには新鮮で質のいい魚介類が並びます。
エビをちょっとつまんで試食です。
「おいしいわね。海のキャビアですよ」とミッシェルさん。
レストランLe Chevalierの厨房でシェフが作ってくれるのはオステンド風ブイヤベース。
材料は、タラ、ホタテ、エビ、ヒラメ。
魚はぶつ切りか三枚におろしておきます。
火にかけた鍋にバターを引き、刻んだニンジン、ネギ、セロリ、玉ねぎを炒めます。
そこに魚のだし汁、トマトピュレ、白ワイン、唐辛子少々、刻んだハーブを加えます。
そして最後に、クリームと小麦粉少々を混ぜて投入。
しばらく煮込んだらスープの出来上がりです。
ここに魚とエビを入れて火を通します。
マルセイユのブイヤベースとは確かに違ってますが、美味しそうなブイヤベースが出来上がりました。
お客さまは満足そうに召し上がっていました。
この辺りはフラマン語の地域ですが、皆さん、普通にフランス語を使って話していました。
厨房はにわかに忙しくなっていました。
「奥さんと一緒に仕事をするのは平気ですか?」と取材班。
「彼女は厨房で私はフロアー担当ですからどうということはありませんよ」とシェフの旦那様らしき方。
ミッシェルさん、忙しくなると大声が出てしまうこともあるとか。
さて、ブイヤベースの他にお店のお薦め料理は、エビのサラダ、クロケット、グリルしたヒラメ、魚やエビの入ったポトフなど。
そして最後のデザートは、フラン・カラメル(プリン)と杏子のケーキでした。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、6歳になる弟をつれてビーチに行った。僕が静かに日光浴をしていると弟が、胸を出して日焼けしている若い女の人のところへ歩いて行った。あわてて呼び戻そうと声をかけると弟が言った。『待って、よく見て来るから』」
VDM (Vie de merde)より
あのブイヤベースは、ベルギー版よせ鍋といったところでしょうか、バゲットを浸して食べたくなります。そして、ご主人らしき男性、一瞬カーネル・サンダースかと(笑)
by opas10 (2014-03-09 00:46)
opas10さん
確かにあのブイヤベースはよせ鍋風でしたね。あのスープはいろんなうま味が凝縮されているようで美味しそうです。ご主人のカーネス・サンダーズさん、気の強い奥さんとうまく付き合っているようでした。^^
by carotte (2014-03-11 13:32)