ルイ=ヴィトン財団 [パリ]
ワールドカップの1次リーグを突破し16強入りを果たしたベルギー。
このベルギーの国旗が、実は200年も前から左右逆だったことが判明したそうです。
現在の国旗は下記のとおり。
ところが、1830年の憲法によると、左から順に赤、黄、黒なのだそうです。
いつの間に今の並びになってしまったのでしょう???
実は当初は横縞だったそうです。オランダとの区別を付けやすいように縦縞に変更したのだとか。
どうもその辺りに原因がありそうな・・・。
さて、パリ16区にあるブローニュの森。この中にあるアクリマタシオン庭園に超近代的な建物が完成しました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年6月22日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
何がどうなってるのかさっぱり分からない、キュビズムを思わせるこの建物。去年の12月に完成しました。
作ったのはロサンゼルスを本拠地に活躍するカナダ出身の建築家フランク・ゲーリーです。
ガラスと鉄骨を駆使して、なんだかとんでもない建築物を作り上げたように思えます。
外を歩いているのやら、屋内を歩いているのやら・・・。
一体ここはなに?
実は、あのルイ=ヴィトン財団の本部となる予定なのです。
ルイ=ヴィトン財団は2006年に設立されました。もちろんあのモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)が作ったのです。
その目的は、芸術と文化の促進及びメセナ活動。
これを実施するために作られたのがこの建物というわけです。
中には11の展示場とホールがあるそうです。よく見ると鉄骨だけでなく木骨も使っているようです。
これは展示作品だけでなく、建物自体を見学するのだけでも十分楽しめそうです。
正式なオープンは今年の9月。パリの名所が一つ増えそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、ヴィトンのお財布を失くしてがっくりしていると、拾った人から郵便物が届いた。一緒に入っていた手紙にはこう書いてあった。『あなたのお財布を拾いました。中に入っていたものを全部お返しします。しかし、お財布の方はあまりにステキなのでいただくことにしました。もうすぐ妻の誕生日なんで』」
VDM (Vie de merde)より
最近この手の建築が多いのですが、近代建築専門の自分には、評価不能だったりします(笑)
by opas10 (2014-06-29 20:55)
opas10さん
この建物の評価はちょっと難しいですね。^^
なにしろルイヴィトン財団ですから、これだけのものを作るには十分な財源があったようです。
by carotte (2014-07-05 11:15)