イタリアの湖を巡る旅 その2 [イタリア]
シリーズの二回目は、前回のコモ湖から40キロほど西へ行ったところにあるマッジョーレ湖を訪ねます(下記地図の赤印)。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年7月1日に放送)(▸をクリックしても映像が出て来ない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
早朝の湖を一艘のボートが走って行きます。漁師のステファノさんのボートです。
仕掛けておいた網を引き上げると、大きな魚がかかっていました。
「誰もいない静かな海で漁ができるのは気持ちのいいもんですよ」とステファノさん。
さらに大きな魚を釣り上げました。10キロほどの鯉です。
「湖の水はとても澄んでいてきれいです。そのまま飲めると言う人もいますよ。ですから、ここで取れる魚はひっぱりだこなんです」
ひと仕事終えて、港に戻るとマリア像が迎えてくれます。
ここはペスカトーリ島(漁師の島という意味)。マッジョーレ湖にあるボロメ諸島の一つです。
「静かでのんびりした良いところですよ。おいしいお料理も食べられますしねえ」と観光客。
ステファノさんが釣った魚を仕入れているのがこの島のレストランRistorante Italia。
マッジョーレ湖の魚を使った料理がこのお店のスペシャリテです。
「この魚のフィレはステファノが釣ってきたものです。ちょっと待ってね、ワインを加えるから」
そして出来上がったのが本日の一皿、ペスカトーリのフィレのリゾット。
美味しそうですねえ〜。盛りつけも美しいです。
お金と時間が許せば、今すぐ旅行カバンに荷物を詰めてひとっ飛びして食べに行きたいくらいです。
それはさておき、ペスカトーリ島のすぐそばにあるのがベッラ島。
ゴージャスなバロック様式の建物が見えてきました。ボッロメオ宮殿です。
この島はミラノのセレブの持ち物だそうですが、こうして一般に公開されています。
宮殿の中には、大理石と溶岩と湖の石でつくられたグロッタと呼ばれる部屋があります。
「これだけの石を集めるのは大変だったはずです。完成するまでに100年はかかったと思われます」と係の女性。
ベッラ島の向かいにある湖畔の町がストレーザです。
ここのカフェGigi barでちょっと一休み。
「私どもは変に新しいものは好みません。伝統的なスタイルがいいんです。この店は60年代のままです。それがこの町に合ってると思いますよ」とお店のオーナー。
テラスでコーヒーを飲みながら湖畔の眺めを楽しみます。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、ギブスをして、カフェのテラスでコーヒーを飲んでいると、見知らぬ男がやってきて私をじっと見たかと思うと、ギブスにサインをして去って行った。見知らぬ男からの励ましのサイン、ありがたやあ〜」
VDM (Vie de merde)より
ボッロメオ宮殿は豪華ですね、確かにすごい量の石が必要だったでしょう。あのレストランとカフェは、是非行ってみたいものです!!
by opas10 (2014-07-13 19:56)
opas10さん
ボッロメ宮殿は美しいですね。そして、島全体がボッロメ宮殿みたいになってました。あの石は島の近辺から集めてきたんでしょうけどかなりの量ありました。
by carotte (2014-07-17 11:11)