ツール・ド・フランス [フランスのお宝]
シリーズの五回目は・・・と行きたいところですが、残念なことに放送されませんでした。面目ない・・・。![[もうやだ～（悲しい顔）]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif){kind=small}
放送予定だった7月4日の午後1時は、ワールドカップのフランス対ドイツ戦の直前ということもあって、イタリアの湖シリーズはその話題でみごとにかき消されてしまいました。
近いうちに放送されることを願うのみです。それにしてもフランスのTV局って、荒っぽいことしますね。
さて、世界中がワールドカップで盛り上がっている間に、あのツール・ド・フランスが始まっていました。
今年のスタートは英国のロンドン。
7月4日土曜日、スタートのテープを切ったのはケイト・ミドルトンさんでした。その時の様子が下記です。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。（フランスのTV局Francetv infoで2014年7月5日に放送）
英国のプリンス二人を従えて、大きなハサミでテープを切っていました。
空にはアクロバット飛行隊の描くトリコロールのフランスの国旗。
今年で101回目を数えるツール・ド・フランス。第一回目は1903年だったそうです。
1903年と言えば、日露戦争の前年です。そんな頃から続いていたのですね。
残念ながらその頃の映像はみつかりませんが、下記の1952年の映像が公開されていました。
第２ステージのレンヌ- ル・マン間の模様です。
途中、なにか袋のようなものを選手に渡していましたが、あの中には飲食物が入っていたようです。
驚いたのは袋に書いてあった文字「NESCAFÉ」。
こんな頃からあちこちでスポンサーやってたんですね。
このインスタントコーヒーが最初に市場に出回り始めたのが1938年のスイスでした。
あっという間にフランス、イギリス、アメリカに輸出され、日本に登場したのが1953年のこと。
そう言えば「違いの分かる男・・・」なんていうCMがありましたっけ。
今から思えば、インスタントコーヒー飲んで違いが分かる男なんて大したことないですねえ〜。
＊＊＊＊＊＊＊＊ フランス人のつぶやき ＊＊＊＊＊＊＊
「今日、ツール・ド・フランスが家の側を通るというので見に出かけた。しかし、結局、レースは見られなかった。なにしろ気を失って救急隊に助けられたからだ。どうやら私はスポンサーの車のバックミラーにぶつかって気を失ってしまったらしい」
VDM (Vie de merde)より
あんな時代からイベントのスポンサーによる広告手法を使っていたとは！ネスレ社の戦略恐るべしです。
by opas10 (2014-07-13 20:48)
opas10さん
あんな袋にしっかりロゴを入れて、ネスレもちゃっかりしてますね。こんな時代から広告に力を入れていたみたいです。
by carotte (2014-07-17 11:25)