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エッフェル塔のもう一つの顔 [パリ]

 パリ観光の名所エッフェル塔には、もう一つ別の顔がありました。


 それは、電波塔としての役割です。


 地デジ化以来、首都圏の一般家庭のテレビは、エッフェル塔のアンテナからの映像を受信しているそうです。


 今週木曜日はそのアンテナのメンテナンス日でした。


 この時を狙って、フランスのテレビ局TF1の取材班が、一般には公開されていない電波塔としてのエッフェル塔を撮影してきました。

Paris_Paris.jpg

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年8月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 年間600万にが訪れると言うエッフェル塔。


 「エッフェル塔は子供の頃の思い出です。小さかった頃、両親が連れてきてくれたんです」と女性。


 「エッフェル塔は美しい女性のようなものですね」と別の女性。


 「僕に取っては特にどうということはありませんが、パリを象徴するような建築物ですね」と男性。


 エッフェル塔がどんな風に電波塔としての役割を果たしているかを知るために、まずはエレベーターで登って・・・いやいや、むしろ地下にもぐってみなければなりません。


 ここは送信室。何やら同じ形のネズミ色の機械がたくさん並んでいますが、これがテレビ画像やラジオの音声を受信します。


 そして、たくさんのケーブルの束によって塔のてっぺんに設置された送信機とつながっています。


 専用の階段で上まで上がってみましょう。


 地上380mの6階に上がってきました。ここには116個のアンテナが設置されているそうです。


 初めてアンテナが設置されたのが1957年。当時はたった一つのテレビ局の映像を送信していたそうです。


 それが今では、45のテレビ局と32のラジオ局をカバーするほどまでになりました。


 その6階には小さな住居が設置されています。パリで一番高いところにある住居。


 ここで技術者が寝泊まりできるように折りたたみ式のベッドとシャワー室がしつらえてあります。


 でもそれは昔のこと。今は緊急の時以外は使われないようです。


 現在は地下に制御室があり、24時間監視されています。


 TF1のこの番組もここから首都園一帯に送信されたそうです。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、テレビのリモコンを探し続けてやっと見つけ出した。寝ている夫のお腹のお肉とお肉の間に挟まっていた」

 

VDM (Vie de merde)より




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