創業110年 [トピックニュース]
シャンゼリゼ通りのヴァージン・メガストアーズが営業を停止してから1年半以上になります。
看板はそのままのようですが、その場所にギャルリー・ラファイエットが入るかもしれません。
つい先日、その交渉が始まったことが明らかになりました。
もしそうなったら、シャンゼリゼ通りの雰囲気もまた違って来るでしょうね。
さて、1893年創業の小さな雑貨屋から始まったのがギャルリー・ラファイエットですが、それに負けず劣らず長生きのお店がボルドーにあります。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年10月13日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
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今年、創業110年を迎えた小さなん手芸用品店ラファルグ(Laffargue)。
地元の人で知らない人はいないというくらいの有名がお店です。
お店に並んでいるのは、布のテープ、生地、ボタン等々の手芸用品。
「私は刺繍をするのに必要なものを買いにくることが多いですね」と女性客。
「女性がきちんとした格好ができるのをお手伝いさせてもらえるのは幸せなことです」とご主人のジャン=ポールさん。
お客さまの多くが女性ですが、お店は代々父親から息子へと引き継がれてきました。
そして次世代を担うのは24歳になるシルヴァンさんです。お父さんの後を継いでお店を続ける決心をしました。
「父も祖父もお店が人生みたいなものでした。ですから、このお店を閉めるわけにはいかないんですよ」
このお店に代々引き継がれてきたボタンのコレクション。100年前のものもあるとか。
近頃では自分で洋服を作るなんてことをあまりやらなくなってしまったので、こういう小さな手芸用品店が営業を続けて行くのはなかなか難しい気がします。
うちの近所にも似たようなお店がありましたが、結局、お店をたたんでしまいました。
110年も続いてきたのですから、さらにまた100年と続いて欲しいものですね。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、彼の誕生日プレゼントに素敵なベストをみつけた。ちょうどお店にいた、彼と同じ体型の男性に試着してもらうと・・・その男性が気に入って買って行ってしまった」
VDM (Vie de merde)より
どこの国でも個人経営の手芸用品店は、経営が厳しいのですね。確かに日本でも殆ど見かけなくなり、すぐに頭に浮かぶのはユザワヤくらいです。
by opas10 (2014-10-25 22:24)
opas10さん
私も思いつくのはユザワヤくらいです。デコ関係以外は、なかなか難しいのかもしれません。みんな、自分で作らなくなってしまったんでしょうね。
by carotte (2014-11-01 09:54)