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サン=ジェルマン=デ=プレ その3 [パリ]

 シリーズの最後は、高級ブランド店やファッション専門店の並ぶサン=ジェルマン=デ=プレを紹介します。

Paris_Paris.jpg


 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2014年7月2日に放送)




 パリジャンが2番目に好きというこの界隈。昔と今が同居しているところが魅力的なのかもしれません。


 このThe Kooplesというお店は最近ここにオープンしたばかり。売り場面積は200㎡ほど。


 サン=ジェルマンにお店を出すということは、結果を出さなくてはならないということ。働いている人たちはちょっと大変ですね。


 このお店のお客の半分が外国人。他の場所より3倍もお金を使うそうです。金額にしてだいたい600ユーロ。


 「気に入ったものがあれば買いますね。特に金額に上限をもうけているわけではないです」と女性客。


 サン=ジェルマンにお店を出す理由はと言えば、やはり歴史ある界隈だということのようです。


 そういう町に店を出すことは、ある意味、箔がつくのかもしれません。


 すでに、ラルフローレン、ルイヴィトン、イヴサンローラン等々の高級ブランドがお店を構えています。


 「娘がソルボンヌの学生なんです。それで、ここの高級店に連れてきてくれたんです。お土産にいくつか買い込みました」とアメリカ人の女性。


 1990年代の終わり頃から、30軒ほどの高級ブランド店がお店を出し始めました。ソニア・リキエル、ボス、カルティエなど・・・。


 「サン=ジェルマンのすぐ近くにはカルチェラタンがありますね。あそこもここと同じ運命をたどる危険性がないとは言えないですよ」と男性。


 カルチェラタンはリーズナブルな値段でカジュアルな洋服を売るお店がたくさん並んでますが、あそこにも高級ブランド店が進出してしまうのでしょうか?複雑な気分です。


 サン=ジェルマン=デ=プレには高級ブランド品とは無関係の6,000人ほどの学生も暮らしているそうです。


 カルチェラタンはどうか今のままでいて欲しいものです。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、高級ファッション専門店に行った。値段をみて意気消沈している中、なんと40ユーロの値札のついた素敵なパンツを見つけて大喜び。それを持ってレジに行くと、それはパンツの値札ではなく、パンツについていたベルトの値札だった」

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

opas10

カルチェラタンは、いつまでも神田、お茶ノ水のロールモデルであってもらいたいですね。
by opas10 (2014-11-02 21:51) 

carotte

opas10さん
他国のこととはいえ、カルチェラタンに高級ブティックが並ぶのはどうも違和感があります。やっぱり今のままでいてほしいです。
by carotte (2014-11-03 20:54) 

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