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お墓まいり [トピックニュース]

 昨日の渋谷の交差点はハロウィーンで大変なことになっていたようです。なぜかあの辺りには人が集まります。


 そんなこんなで10月もあっという間に終わり、いよいよ今日から11月。季節は秋から冬へと移り変わっていくことになります。


 そして、今日、11月1日は”諸聖人の日”というカトリックの祝日。フランスではお墓まいりの日でもあります。


 お墓まいりに欠かせないのがお花。この日はお花屋さんの稼ぎ時でもあります。

Paris_Nice.jpg



 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年10月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 お花屋さんの店先に並んでいるのは菊。お墓にお供えするのは伝統的に菊と決まっているそうです。日本と同じですね。


 でも、花束の様子が日本とはちょっと違って丸いボールのようなってます。


 日本の場合はお墓の花生けに差し込みますが、フランスの場合は平たい墓石の上に置く感じになります。


 「黄色の菊を買いました。太陽みたいで気に入りました。それからシクラメンも買いました。ニースでは昔からお墓に供えるのは菊とシクラメンなんです」と女性。


 菊は知っていましたが、シクラメンとは初耳です。確かにお店には白やピンクや赤のシクラメンが並んでいます。


 「年間の売り上げの80%がこの時期に集中しています。特に菊とシクラメンが売れます」とお花屋さん。


 このお店、お墓のすぐ近くにあるそうです。


 「私は白い菊を選びました。うちのお墓には白が合いそうですからね。それに故人が好きだった花も買いました」と男性。


 お花のお値段はと言えば・・・


 「シクラメンは、3、4、5ユーロほどで、菊は10ユーロです。リーズナブルな額だと思いますよ」と別の花屋さん。


 ちょっと豪華に花束を三種類くらい組み合わせると30ユーロほどになるようです。


 この時期、数百万人のフランス人がお墓にお参りするそうです。

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

 

「今日、祖父と祖母を乗せて車を運転しながら今晩泊まるホテルを探していた。すると間もなくカーナビが『目的地に到着しました』と言った。見るとそこは墓地の真ん前だった」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 2

opas10

渋谷の大騒ぎ、テレビで見ました。実は7~8年前に、まだハロウィンがマイナーだった頃、ノリの良い知人と渋谷の飲み屋で仮装大会やっていました、自分がやったのは、怪しいハワイの客引き(笑)。
フランスでもお墓参りの花が菊とは、意外でした!!
by opas10 (2014-11-02 22:12) 

carotte

opas10さん
渋谷でそんなことやってたとは・・・怪しいハワイの客引きとなると、アロハシャツにレイバンのサングラスとかそんなですかね?
フランスでもお墓に供える花は菊だったんですよ。
by carotte (2014-11-03 21:10) 

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