そぞろ歩きのモンマルトル [パリ]
今日はパリの観光客になって、モンマルトルの丘をぶらぶら歩いてみましょう。
モンマルトルはパリ屈指の観光地。毎年1,150万人が訪れるといいます。
それもそのはず、パリのエスプリがいっぱい詰まった面白い場所なのです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年12月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
222段の階段を上ると、サクレ=クール寺院の前に到着。
くるりを向きをかえれば、パリの街並みが眼下に広がります。
“一望”とはまさにこのこと!王様になった気分でひとしきりこの眺めを堪能したところで、寺院の中に入ってみましょう。
サクレ=クール寺院は1875年に建立されました。
ドーム型の天井には絵が描かれています。様々な国の人々が描かれており、この中には日本人もいるとか。
そして、本日は特別に屋根の上に案内してもらいました。
ここからさらに塔の上の鐘のあるところまで上がります。
塔には、すっぽり鐘が通れるように窓があけられています。鐘を設置するときはここを通したそうです。
その窓からもパリの街が見渡せます。
さて、次はテルトル広場へとまいりましょう。
似顔絵描きが手ぐすね引いて観光客を待っている場所です。その数300人ほど。すごい数ですね。
十ユーロほど払えば似顔絵を描いてもらうことができます。
「自分に似てなかったらどうしようかと心配です」と女性客。
そんなこんなでうろうろしていたらもう夕刻の時間。クリスマスのイルミネーションがキラキラ輝き始めました。
そんなモンマルトルの通りをこちらに向かって歩いてきたのがブリジットさん。
“シェ・マ・クジーヌ(Chez ma Cousine)”というキャバレー(食事をしながら歌やダンスなどのエンタテインメントを楽しむお店のこと)で、芸人兼歌手をしています。
「お客様を幸せな気分にしてあげることが私の喜びなんです。幸せな人の顔を見ると私も幸せになるんです」
ブリジットさんが登場するのは夜の11時から。
その前のステージでは漫画の芸人さんがパフォーマンスを披露していました。
さあ、いよいよブリジットさんの登場です。
まずはフランスの伝統的なシャンソンから・・・。しかし、そのうちお客さんを巻き込んでのパフォーマンスへ。
これは皆さん楽しそうですね。全員で合唱です。真夜中とは思えないくらいの賑やかさ。
ショーが終わって帰宅する人もいれば、夜はまだまだこれから!と街に繰り出す人もいます。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、ウチのが恐ろしい叫び声を聞いたと言いながら、慌ててシャワー室から飛び出してきた。心当たりがまったくない。私がお気に入りの歌を歌っていたこと以外は・・・』」
VDM (Vie de merde)より
モンマルトルは、いろいろな顔を持っていますね。自分の勝手な印象だと、欧州の大きな町だと、ブタペストやプラハやパリのように、中心部に丘があり、古い寺院があって、麓では芸術やエンターテイメントが楽しめるようになっているような気がします。
by opas10 (2014-12-30 17:15)
まだまだ言ってることがわからず、やっと知ってる単語が拾えたり、数が当たっていたと記事を読んで喜ぶ状態ですが、勉強になります。サクレクール寺院から見下ろすテルトル広場が新鮮でした。あの画家たち300人もいるんですね。モンマルトルは、裏の小道がいい雰囲気ですよね。
後半長く休んでしまいましたが、ありがとうございました。どうぞよいお年を!
by yuzuhane (2014-12-31 07:59)
opas10さん
モンマルトルはやはり面白いと思います。いつだったか誰かが言ってました、小さな村みたいな感じです。人というのは丘の上に町を作る傾向があるのかもしれませんね。
by carotte (2014-12-31 23:26)
yuzuhaneさん
お久しぶりです!お元気のようですね。フランス語、いろいろ耳にしているうちに、きっと単語の一つ一つが聞こえるようになってきますよ。楽しみですね。
テルトル広場の画家が300人もいるとは驚きました。いつも捕まらないようにささっと通り過ぎてしまいます。モンマルトルの路地や坂道は趣がありますね。
yuzuhaneさんもどうぞ良いお年をお迎えください。
by carotte (2014-12-31 23:31)