パリ見本市2015 [パリ]
フランスも７時間遅れで5月1日になり、花屋さんや街角にはスズランのブーケが並びました。
その映像に興味のある方は→こちら。
小さいブーケで３〜４ユーロで売られているようです。
この日は花屋さんだけでなく、一般の人も街角でブーケを売ることができます。ちょっとしたお小遣い稼ぎですね。
さて、今年もまたパリ見本市が始まりました。
あのレピンヌ発明賞が発表されるのもこの見本市。革新的な製品が展示されているがその特徴です。
その一部をほんの少しだけ覗いてみましょう。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。（フランスのTV局TF1で2015年4月30日に放送）
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
早速登場したのがカラフルな車。
ではなく、冷蔵庫だそうです。お値段は6,000ユーロ。日本円で75万円ほど。ちょっとお高いですね。
デザインが革新的ということ？？？もう少し詳しく見せていただきたいところです。
次に登場したのが、取り付けるだけでテーブルや椅子になるパーツ。これはちょっと面白いですね。
「なんにでも取り付けられて便利ですよ」と発明者の方。
椅子やテーブルを作るのに技術は入りません。きゅきゅっと取り付けるだけ。
今年は空間をいかに効率的に使うかに焦点を絞った製品が多いとか。
この家具も同様です。壁に組み込んである家具はすべて可動式。日常生活に必要なものがすべてここに集約できるそうです。
そして収納式のベッド。簡単に広げることができます。
またベッドを畳むとあっという間にソファーに変身。お値段は1,000ユーロ。
別のブースでは、献立を選んで材料を入れたらフタをして出来上がるのを待つだけという、夢のような調理器を紹介しています。
しかも、料理ができるまでにたったの15分しかかからないと言います。
調理器があるかと思えば、楽器もあります。
男性が手にしているカラフルなボールは楽器だそうです。スマホと連動していて望みの音楽を作り出すことができます。
そして煙探知機。これもスマホと連動していて、万が一火事の場合は、スマホが知らせてくれる仕掛けになっています。
最後は、電動バイク。ご覧の通り、小さく折り畳むことができます。
以上はほんの一部です。会場には約600人もの方々が発明品を紹介しているそうです。
今年はどの製品がレピンヌ発明賞を受賞するのでしょうか？
＊＊＊＊＊＊＊＊ フランス人のつぶやき ＊＊＊＊＊＊＊
「今日、5才になるうちの娘が古い電話ボックスを指差しながら何に使うものなのか聞いてきた。説明してやると娘が興奮していった。『それはすごい。革新的な発明だ！』」
VDM (Vie de merde)より
収納式のベッドは、昔の寝台車を思い出しちゃいました。ベッドを畳むソファー、これまたその昔、日本の住宅事情に配慮したソファーベッドなるものがあったことを思い出しました。でも結局ベッドにしては寝心地が悪く、ソファーとしてはフワフワ過ぎて、中途半端ですぐに消えちゃったんですよね。
by opas10 (2015-05-06 23:13)
opas10さん
そういえばソファーベッドってありましたね。確かにふわふわしてました。この手の折りたたみベッドってよく登場するのですが、結局はベッドって出しっぱなしが一番楽なんですよね。
by carotte (2015-05-13 00:17)