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フランス一のバゲット [サントル・ロワール地方]

 今年の「パリで一番おいしいバゲット」のパン屋さんはすでに紹介しましたが(以前の記事は→こちら)、本日は「フランスで一番おいしいバゲット」を作るパン屋さんを紹介します。

 Paris_Luisant.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年4月14日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック



 これがフランス一のバゲット。

 

 中は蜂の巣状で、外側はかじるとカリッと音がします。

 

 オーブンからこんがり焼けたバゲットが出てきました。

 

 このバゲットを作っているのがメガネのお兄さん、トニー・ドレさん(25歳)です。

 

 フランスはちょうどパン祭り(5月11日〜17日)の真っ最中。

 

 そして、10日〜13日にかけて、パリのノートルダム大聖堂前の広場で、バゲット競技会が行われました。

 

 40人の職人さんたちが腕をふるい、最終選考に残ったのが6人。

 

 その頂点に立ったのがトニーさんというわけです。

 

 パン屋さんだった叔父さんから手ほどきを受け、その後、シャルトルの専門学校でパン職人兼パティシエとしての訓練を受け、現在はお店Boulangerie Parisserie Cyril Avert(12 Bis avenue Maunoury, 28600 Luisant)の職人として働いています。

 

 こうしてパンを捏ねて10年あまり。整形する時のこの技がおいしいバゲットを生み出す秘訣だとか。

 

 なかなか繊細ですね。

 

 260度のオーブンで20分ほど焼くと出来上がり。

 

 トニーさんが競技会に出場したのは、このパン屋のオーナーであるシリルさんの勧めがあったから。

 

 「トニーのパン作りに対する情熱には並々ならぬものがあります。誰にも負けない腕を持ち、勝つべくして勝ったと思いますよ」とオーナー。

 

 お客様にとっても、トニーさんの優勝は当たり前のことのようです。

 

 「とっても美味しいの。特に焼きたてはね」と女性客。

 

 バゲットのお値段は1ユーロ(約133円)。

 

 お店は、大聖堂で知られる観光地シャルトルの郊外にあるようです。

 

  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、息子にパンの皮が食べられるということを見せようとしたら、その皮のせいでむせてしまった」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 2

opas10

パリ一番のバゲットは、大統領府ご用達になりますが、フランス一番だとパリ一番よりもさらに美味しいということになるので、もっとスゴいところで使わないといけなくなっちゃいますね(笑)。それにしてもバゲットのお値段が安い!ウラヤマしいです。
by opas10 (2015-05-24 12:06) 

carotte

opas10さん
フランス一のバゲット、バチカンにでも奉納しますかね?^0^
日本でバゲットを買おうとしたら200〜300円くらいしますね。やはり需要と供給の関係ですかね。
by carotte (2015-06-06 11:42) 

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