自転車漕ぎでこんがりトースト [トピックニュース]
フランスの昨日午後の天気予報はこんな感じになってました。
パリは28度で今の東京とあまり変わりませんが、南部の方になると35度なんていうのがあります。
いくら6月と言ってもここまで気温が上がるのは普通じゃないですね。
熱中症の恐れがあるのでこまめに水分を取るようにとの注意が出されているようです。
さて、本日の話題はエネルギー問題。
ドイツ人サイクリストのRobertさんが、身を以てその重要性について教えてくれます。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(2015年6月3日にYouTubeで公開)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
「トーストを焼くのに一体どれくらいのエネルギーが必要なのか?」
この方がRobertさん。すごい太ももの筋肉。片方だけで74センチあるそうです。
世界チャンピオンでありオリンピックのメダリストでもあるRobertさんが挑戦するのは・・・
700ワットのトースター。
ここにパンをセットします。
トースターに電力を供給するのがRobertさん。
自転車をこいで電気を作るのです。
果たしてこんがり焼けたトーストが出てくるのか?
いよいよスタートです。
Robertさん、700ワットの電気を作るのに、時速50キロで自転車をこいでいます。
トースターのニクロム線が赤くなってきました。
脈拍は174ほど。
時速12,3キロでもひいひい言っている私にはとても務まりそうもありません。
さすがに鍛えている方は違います。
それでも時間が経つにつれ辛そうな表情になってきました。
Robertさんが力つきるのと同時に、こんがり焼けたトーストが飛び出してきました。
この通り白いパンがトーストになっています。
この実験、ストックホルムの学生さんたちが思いついたのだとか。
しかもエネルギー問題とはつながりそうもない演劇芸術学部の学生さんです。
この実験でわかったことは、トーストを焼くのに1Robertが、電気自動車を走らせるには180 Robertが、さらに飛行機を飛ばすのには43,000Robertが必要だ、ということ。
エネルギーを作り出すのはそう楽なことではなさそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、うちのトースターは私にダイエットしてもらいたがっているようだ。というのも、トーストが出来上がると同時にポンと飛び出し、ゴミ箱にぽとり」
VDM (Vie de merde)より
関西も今年は五月末からすでに暑かったです。さすがトップアスリート、時速50キロですか!チャリ慣れしている自分でもいいところその半分です!
by opas10 (2015-06-21 15:50)
opas10さん
欧州も同様で5月は記録的な暑さだったようです。
時速50キロの半分でもすごいです!
それにしてもこの方の足、みごとですね。自転車をこぐために鍛えると、こんな風な筋肉のつき方になるんですよね。
by carotte (2015-06-28 15:07)