ゴッホの写真見つかる [トピックニュース]
とある収集家のコレクションの中にあった一枚の写真。
そこには6人の男性が写っていました。
その中に、有名な画家がいることがわかりました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年6月13日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
6ヶ月ほど前から、ある収集家のカップルからお宝を預かっているセルジュさん。
その中に、貴重な写真をみつけました。
「ここには、画家のゴーギャンとゴッホが写っています。この写真は1887年12月に撮影されました」とセルジュさん。
向かって左がポール・ゴーギャン。右から3番目の男性がゴッホです。
ゴーギャンはともかくとして、成人のゴッホの写真が発見されたのはこれが初めて。
セルジュさん、昨年、このコレクションを調べている最中に、別の人物の写真もみつけました。
それは詩人のボードレール。なんだか心霊写真のような・・・。でも確かにボードレールの顔です。
そこで、さきほどの写真の人物も本当にゴッホ自身なのか、専門家に鑑定してもらうことになりました。
検証のための資料は、子供の頃のゴッホの写真3枚と、複数の肖像画です。
これまでゴッホの写真と言えばこの3枚だけだったのですね。
「共通しているのはアゴがとがっていることです。これも、あれも、皆、アゴがとがってます」
う〜む、どれもヒゲがはえているのでよくわかりませんが、丸くはないですね。
「こちらの肖像画が写真の人物にとてもよく似てますね」と専門家の一人。
こうして検証した結果、写真の人物はゴッホだという結論に至りました。
写真が撮影された場所も特定されています。
どうやら最初に見せてもらった写真が左右が逆転していたようで、こちらが実際の撮影の通りの写真です。
謎の解明の鍵となったのが中央に立つ帽子をかぶった男性です。
この方、映画監督で、1887年当時、パリ9区に劇場を持っており、友人の画家たちの作品を展示していたそうです。
この建物、今でもこうして使われています。
写真が撮られたのは中庭の、屋根付き外階段の正面。
「ここにゴッホがいたなんてね。ずっと昔のことですけど、身近に感じられてちょっと感激です」と近所の方。
まさにこの場所であの写真は撮影されました。
この写真、今月の19日にオークションに出品されます。
まずは120,000ユーロから競売が始まることになっています。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、私は自動車修理工場で働いている。お客がやってきて、ばりばりに改造された車の写真を私に見せて言った。『一週間でこれと同じに改造できるか?』写真の車はポルシェ。お客の車はプジョー・・・」
VDM (Vie de merde)より
へー!!
by コナン (2015-06-15 17:34)
コナンさん
へー!!って感じですよね。自画像の印象が強すぎて、本物は割に普通の顔に見えます。
by carotte (2015-06-20 09:53)
これは高値がつきますね、まさにお宝!
by opas10 (2015-06-21 19:21)
opas10さん
日本円で1千万円くらいから始まるとなると、かなりの高値になりますね。でも、ゴッホですからねえ。高くても欲しいという人がたくさんいそうです。
by carotte (2015-06-28 15:51)