マルセイユの夏 [プロヴァンス地方]
日本も暑い夏になりましたが、フランスの猛暑も続いているようです。
南部のガール県の小さな村オベでは、40度近くまで気温が上がったそうです。
村人たちは、強い日差しの照りつける屋外を避け、昼間はできるだけ家の中にいて、涼しい夜が来るのをじっと待っているそうです。
あちらは夜になると気温が下がるからいいですね。日本は夜も暑くて寝苦しい。
そして、エアコンがなかったらとても一夏越せそうもありません。あらためてエアコンのありがたさを感じている毎日です。
さて、夏真っ盛りの南仏のマルセイユ。
海岸のビーチはバカンス客でにぎわっているようです。
そんな方々が一番楽しみなのは夕方の時間帯。どんな楽しみ方をされているんでしょう?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年7月21日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出て来ない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
夕方6時頃の海岸はこんな感じ。
日が長くなったのと夏時間で、外はまだまだ明るいですが、昼間とは違って少し落ち着いた雰囲気になってきました。
このくらい時間になると始まるのが食前酒。
ロゼワインにビールにパスティス等々。マルセイユはこれからが本番です。
仕事帰りの地元の人もツーリストもおしゃべりを楽しみながら食前酒の時間をすごします。
「職場のメンバーで飲みにきました。仕事場とは全然違って、お互いのことを知る良い機会になっています」と女性。
職場の仲間や友人同士集まって、一杯やりながらわいわいやるのがマルセイユの夏。
そして、暮れゆく海岸の風景を眺めながらロマンチックにすごすカップルがいるのもまたマルセイユの夏です。
「こうしてみんなが外に出てアペリティフを飲むのがマルセイユ流なんです」と女性。
夕日が沈みかけたビーチでも、やっぱりアペリティフの時間でした。
おつまみは、ソーセージにチーズなど様々なものが並んでいます。
ちょっとしたピクニック。まさに夏真っ盛りのマルセイユでした。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、うちのネコはピーナツを食べさせてからでないと、キャットフードを食べてくれなくなった。そう、うちのネコはピーナツをおつまみに食前酒を飲むんだ」
VDM (Vie de merde)より
外に出て海に沈む夕日を見ながらアペリティフを楽しむ、なんとも羨ましい贅沢です。キリリと冷えた白ワインが似合いそうです。
by opas10 (2015-07-26 21:52)
opas10さん
南仏の皆さん、良い夏をお過ごしのようです。皆さんちゃんと仕事してるのかなと気になるくらい、ゆったりとした時間をすごされてるみたいで、ほんとに羨ましいです。
by carotte (2015-08-02 14:49)