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期間限定 [トピックニュース]

 4月18日にフランスを出港して、約4ヶ月に及ぶアメリカへの旅を終え、エルミオヌ号が、今週月曜日、無事フランスに戻ってきました。

 

 その時の映像に興味のある方は→こちら

 

 長い船旅で船体も色あせたかと思いきや、出発した時とあまり変わらず美しい姿を見せていました。

 

 赤いTシャツ姿の乗組員たち、母国に戻ってほっとしていることでしょう。それとも、楽しかった旅が終わるのを惜しんでいるかもしれません。

 

 さて、フランスでは、期間限定でちょっと変わった場所にバーやレストランを出すのが流行しているそうです。

 

Paris_SHOP.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年8月9日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 倉庫のバー、修道院のカフェ、造船所のドックにあるレストラン。

 

 全部期間限定のお店です。

 

 まずは倉庫のバーGROUND CONTROLから。

 

 ここはパリにある国鉄の倉庫。4年前までここで車両の修理が行われていました。今は人気のバーになっています。

 

 「鉄道について新しい発見が出来ますし、列車のホームで飲んでる気分で面白いです」と男性。

 

 「ここは人気の場所です。ちょっと変わっているんで気に入ってます」と女性。

 

 「普通なら入れない場所ですから面白いですねえ」と男性。

 

 「こういった場所を荒れさせないで保存することが大切なんです」とお店の方。

 

 一方、レストランLA CANTINE DU VOYAGEは、ブルターニュ地方の都市ナントの造船所のドックに店を構えました。5月から9月までの期間限定です。

 

 ドックだけあって広々としています。

 

 「気取らない雰囲気の中で大勢の方に寛いでもらえたらと思います」とお店の方。

 

 出るのは10ユーロの定食。ナントでとれる食材だけで作った料理だそうです。

 

 そして最後はまたパリに戻りましょう。

 

 ここはサン=ジェルマン=デ=プレ。教会のある広場で3週間だけのバーが開店しました。

 

 バーテンダーがカクテルを作ってくれるようで本格的です。

 

 ここで上がった収益は、教会の修理に使われるそうです。

 

 そういえば、あちこち傷んで大変だという話がありましたっけ。

 

 「お酒を飲むいい口実ができましたよ」とほろ酔い気分の男性。

 

 そしておまけでもう一つ。

 

 アレクサンドル3世橋のたもとでお店を開いている料理人もいます。

 

 あの三ツ星シェフのアラン・デュカスのところで修行をつんだそうです。

 

 お店がオープンしているのは夏の間だけ。

 

 お近くの方、行ってみてはいかがでしょう?

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、夏の間だけバーでお仕事。とは言っても、夏の間は閑。退屈なので、口の中に氷をどれくらい入れることができるかためしてみた。5つ目の氷を保織り込もうとしていると後ろで声がした。『やあ、コーヒーを一杯頼むよ』」

 

VDM (Vie de merde)より




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コメント 2

opas10

これは、マニアだけでなく普通の人も楽しめる、グッドアイデアですね。
by opas10 (2015-08-26 22:49) 

carotte

opas10さん
そういえば、鉄道や船舶などこの手のマニアというのがいそうですね。ちょっと面白そうということでお客さんでにぎわってました。
by carotte (2015-09-01 15:33) 

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