コーヒー物語 その1 [イタリア]
皆さまはコーヒー派?それとも紅茶派?
私の場合はどちらかというとコーヒー派ですが、朝は紅茶とトースト、昼は食後に必ず濃いめのコーヒーを飲みます。
1年ほど前に職場にネスプレッソが導入され、美味しいコーヒーが手軽に飲めるようになりました。
しかもジョージ・クルーニーの写真つきで。
コーヒーが入るまで数十秒間はこの写真を眺めながら癒されております。(*^.^*)
そんなこんなで、今日からコーヒーを巡る旅を5回のシリーズで一緒に楽しみたいと思います。
第一回目の今日は、コーヒー好きの集まる国イタリアを訪ねます。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2015年11月23日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック!)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはイタリア。コーヒーは国の魂と言っても過言ではありません。
「イタリアのコーヒーほど美味しいコーヒーはありませんよ」と男性。
皆さん、美味しそうにコーヒーを飲まれてます。
イタリアのコーヒーの秘密を知るため、ローマ郊外に住むベナンティノ・ベナンティーニさんのお宅を訪ねました。
ベナンティノさん、早くもコーヒーを楽しんでいらっしゃいました。
一口飲んだ後の一言は「What else?」でした(笑)。
ベナンティノさんは俳優です。かつて「Tontons flingueurs」(邦題不明)(1963年)という映画でリノ・ヴェンチュラと共演したことがあります。
若かりし頃は髪もフサフサで颯爽としてますね。
そのベナンティノさんがイタリアのコーヒーの淹れ方を教えてくれます。
まずはコーヒー豆。この香りが重要です。
使う道具は、あのエスプレッソメーカーの“モカ”。拙宅にも一台ございます。
水を入れたらコーヒーを詰めてフタをしたら火にかけます。
お湯が沸騰すると同時にコーヒーを通って上に上がってきます。
こうしてエスプレッソが出来上がりました。
「これぞ愛です。イタリアではコーヒーは伝統であり習慣なんですよ」とベナンティノさん。
出演映画のスティール写真を懐かしそうに眺めながらコーヒーを味わっておられました。
それにしても随分と庶民的な台所ですねえ〜。
さて、ローマから北へと移動して、ここは水の都ヴェネツィア。
ボートに乗っているのは観光客ではなくコーヒー豆です。
どこに運ばれて行くのかと言えば・・・サンマルコ広場にあるカッフェ・フローリアン(Caffè Florian)でした。
ヴェネツィアに現存する最も古いカフェと言われています。開業は1720年。
ここで歴史家のステファノさんが、また違ったコーヒーの淹れ方を教えてくれます。
コーヒーの粉末をカップに入れたらお湯を注ぎスプーンでかき混ぜます。
しばらくしてコーヒーがカップの底に落ちていったら出来上がり。
「素朴な味わいですね。これがギリシャやトルコで飲まれているコーヒーなんです」
この美味しい飲み物の材料となるのがコーヒー豆。海の向こうからこの大陸に運ばれてきます。
海の向こうとは一体どこ?
次回に続く。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、友人たちとカフェに行った。その中の一人がデブについて冗談を言った。面白かったので私が笑うと、彼女がこちらにやってきて言った。『あなたを傷つけてしまったのならごめんなさい』」
VDM (Vie de merde)より
我が家にも、エスプレッソがあります。
今年、購入したもののミルクの泡は、クリーミーで本当に美味しいです。
ジョージ・クルーニーは付いていませんが(笑)
by kiki (2015-11-30 00:24)
kikiさん
ネスプレッソで入れたコーヒーは美味しいですよよねえ~。
ジョージ・クルーニーの写真は、誰かがネットで見つけたのをプリントして貼り付けたんですよ。^^; 女子社員は皆うきうきしてます(笑)
by carotte (2015-12-01 13:13)
ベナンティーノさんのキッチンで淹れたエスプレッソ、やけに美味しそうに見えます(^^♪
by opas10 (2015-12-18 00:09)
opas10さん
ベナンティーノさん、張り切ってコーヒーを淹れてくれました。香りまで漂ってきそうでしたね。
by carotte (2015-12-19 16:22)