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21世紀のお城 [トピックニュース]

 ホテルやレストランの口コミサイト、トリップアドバイザー。

 

 モン=サン=ミッシェルで120年の歴史を持ち、オムレツで世界に知られるレストラン、ラ・メール・プラール(La mère Poulard)の評価が不正に偽造されていた可能性があるそうです。

 

 お店が直接それに関わったのかどうかははっきりしていないようですが、該当のサイト(仏版のトリップアドバイザー)に行くと、次のような注意書きがあります。

 

「この店の協力者と思しき個人または企業が、評価を偽造するために操作した証拠が認められるため、そのつもりで参考情報として閲覧下さい」

 

 中身を見てみると、最悪と言うのも相当数ありますが、全体として高評価の方が多いようです。

 

 しかしこれを鵜呑みにするわけにはいかないですね。

 

 トリップアドバイザーも自由に書かせるだけでなく、一応、チェックはしているようです。

 

 さて本日の話題は、世界で一番高価なお屋敷のお話です。

 

 それはお屋敷というよりお城。とは言っても建てられたのは2011年のこと。

Paris_Louvcienne.jpg 



 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2015年12月18日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック!)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


À 275 millions d'euros, une demeure des Yvelines devient la plus chère du monde

 

 こちらがそのお屋敷。その名も“ルイ14世城”。

 

 居住面積5,000㎡、総敷地面積23ヘクタール。

 

 そのお値段は2億7500万ユーロ。1㎡当たり55,000ユーロ(約732万円)になります。

 

 この地域の不動産相場の15倍にもなるとか。

 

 「うへえ〜、そんなに!」

 

 「びっくりですねえ。2億7500万ユーロだって」

 

 「ちょっとクレイジーな額ですね」

 

 町の人たちは呆れ顔。

 

 このお城、17世紀に建てられたヴォ・ル・ヴィコント城のレプリカ版で、2011年に建てられました。

 

 よって、ルイ14世の時代のお城の生活を味わえますが、ジャグジーのお風呂があったりと、設備は21世紀です。

 

 大理石をふんだんに使った部屋があるかと思えば、天井にフレスコ画が描かれた部屋もあります。

 

 そして、なんと小型の映画館もあるとか。

 

 庭にはきらびやかな噴水もあります。

 

 2億7500万ユーロと言えば、エアバス350一機分に相当するとか。

 

 そう言われると高いんだか安いんだかわからなくなりそうな・・・。

 

 この豪華な屋敷の購入者は公にされていませんが、中東の富豪ではないかと言われています。

 

  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、わが社の大切な顧客である日本人のお金持ちがやってくると聞いて、張り切って着物を着て玄関で出迎えた。しかしその日本人はと言えばスーツにネクタイ姿。なんだか妙な具合になってしまったなあ・・・」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 2

opas10

居住面積が5,000㎡!単身赴任生活3年目の自分は、それを聞くと掃除が大変そうだなあ~と考えてしまいます(-_-;)
by opas10 (2015-12-30 23:43) 

carotte

opas10さん
普通の家でも掃除は結構大変なのに、ここはホテル並みのお屋敷ですもんね。召使が何人もいるような方でないと無理でしょう。となると中東の大富豪ということになるのかも。
by carotte (2016-01-01 17:47) 

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