エカイエ [フランスのグルメ]
一年の計は元旦にありということで、carotteも今年の計画を幾つか立てました。
その中の一つが、ハンク・モブレーのアドリブをコピーして自分のものにすること。
実は、私、仲間とジャズバンドを作ってましてフルートを吹いています。
ハンク・モブレーはサックス奏者で、ボサノヴァの名曲「リカードボサノヴァ」をアップテンポでカッコよく演奏しています(興味のある方は→こちら)。
これのアドリブをフルートでコピーしようというわけです。
どうかな?あまり自信はありませんが、1年もあればなんとかなんとかなりそうな・・・。
それはさておき、本日は今が旬の牡蠣にまつわるお話。
フランスには牡蠣の殻を開けるのを専門にする職業があり、その職人さんをエカイエ(écailler)と言います。
そして、今年1月31日、ニースにてエカイエの世界チャンピオン大会が開催されます。
そこで今日は、この世界チャンピオンを目指すエカイエを訪ねてみましょう。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年1月2日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
Portrait : il vise le titre mondial des ecaillers
こちらで魚屋さんを経営しているのがミカエル・ルノワールさん。ミカエルさんはエカイエでもあります。
そしてすでに2012年のフランス国内チャンピオンのタイトルを獲得しています。
なんと1時間に1000個の牡蠣を開けることができるそうです。
しかし、早く牡蠣の殻を開けることが出来るだけがエカイエではありません。
こうして海の幸を美しく魅力的に盛り付けることもその仕事の一つ。
牡蠣、巻貝、二枚貝、カニなど、海の幸をアーティスティックに盛り付けていきます。
このエビの盛り付け方、ユニークですね。レモンに刺しています。
これをお皿の真ん中に置くと・・・ぐっと華やかになります。
ニースの大会ではこの盛り付け方も審査の対象になります。
審査員にはあのジョエル・ロビュションも含まれているとか。
そして、牡蠣の殻を開けるときの技も無視できません。
別のエカイエはこんな風に後ろ手で殻を開ける練習をしているそうです。
一方、ミカエルさんはSNSで自分が盛り付けた一皿を公開し、多くのファンを獲得しています。
ゴージャスなこの盛り付け方。パーティーでは喜ばれそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、こんなお褒めの言葉をいただいた。『君の瞳は牡蠣のようだ』」
VDM (Vie de merde)より
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします^^;
by MONSTER ZERO (2016-01-04 10:49)
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
by U3 (2016-01-04 14:52)
ハンク・モブレーとは渋いところをきましたね~。「ロールコール」は、ブルーノートの中でも好きなアルバムのひとつです。
by opas10 (2016-01-04 22:02)
MONSTER ZEROさん
明けましておめでとうございます。
こちらこそ今年もどうぞ宜しくお願いします。
by carotte (2016-01-06 00:17)
U3さん
明けましておめでとうございます。
こちらこそ今年もどうぞ宜しくお願いします。
by carotte (2016-01-06 00:18)
opas10さん
へへ、かなり渋い線です。「ロールコール」名盤ですねえ〜。昔、行きつけのお店で何度も聞きました。ジャケットを見ると懐かしいです。
by carotte (2016-01-06 00:27)