フランス人とチーズ [フランスのグルメ]
SMAPの独立解散問題、あちこちで取りざたされていますが、様々な記事を読むにつけ、芸能界とはおどろおどろしいところだなとつくづく思います。
それはさて置き、本日はチーズのお話。
年々、ワインの消費量が減少していると言われるフランス。それならチーズの消費量はどうなっているのでしょう?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年1月14日に放送)(▸をクリックして映像が出て来ない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フランス人一人につき年間25キロのチーズを食べているそうです。
ということは一ヶ月にすると2キロは食べている計算になります。結構食べてますね。
日本の特産品と言えば、豆腐とか納豆を思い浮かべますが、いくら好きでも豆腐や納豆を月に2キロも食べますかねえ〜?
それはともかく、フランス人が食べるチーズ年間25キロのうち18キロは、そのままパンの上にのせたり、ラクレットやフォンデュやグラタンなどのように火を通して食べられています。
残りの7キロはフロマージュブランのようにデザートとして食べられています。
よく食べられているチーズのベストスリーは、第1位がエメンタールで、その消費量は年間で146,000トン、第2位はカマンベールで52,500トン、第3位がクロミエで39,500トンとなっています。
エメンタールはバゲットのサンドイッチによく入れられていて、これが実に美味しいのです。
27〜8センチはありそうなサンドイッチをあっという間に食べてしまうくらい美味しい。
フランスは言うまでもなく世界一のチーズ生産国ですが、その種類は1,200種類、生産量は年間200万トンにも及びます。
このうち35%が海外で消費されており、主にドイツ、ベルギー、イギリスで食べられているとか。
滋養たっぷりのチーズですが、美味しいと言って際限なく食べ続けるのはちょっと危険です。
何しろ含まれている脂肪の量が半端じゃないチーズもあるからです。
専門家が推奨する1日の脂肪摂取の量は30グラム。ちょうどカマンベール8分の1に相当します。
そして、フレッシュチーズとハードタイプのチーズでは脂肪の含有量が異なるとか。
例えばヤギのフレッシュチーズは6%に対し、同じくヤギのハードタイプのチーズでは40%に跳ね上がります。
ハードタイプの方が脂肪の量が多いのですね。
それにしてもここまで違うとは思ってもみませんでした。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、彼女がハードタイプのチーズの端っこを捨てようとしたので、もったい!まだ食べられるとばかりにかじったら、歯が折れた」
VDM (Vie de merde)より
チーズには、ずいぶん脂肪が含まれているんですね!月に2kgも食べたらコレステロールもエライ事になりそうで(笑)
by opas10 (2016-01-24 00:00)
oas10さん
ハードタイプのチーズは半分近く脂肪を食べていることになりそうです。恐ろしい。フランス人、2キロも食べて大丈夫なのかな。ひょっとして体質が日本人と違っているのかも。
by carotte (2016-01-31 14:39)