カエルの季節 [フランスのグルメ]
トランプさん、共和党の大統領候補になりそうな勢いです。
あんなのが大統領になっても日本の政治家は「日米同盟は強固です」とかなんとか言わなくてはならないとなると、ものすごいストレスなのでして・・・。
こうなったら最後はヒラリーさんに是非とも頑張ってもらわないと。
ヒラリーさんの方がまだ付き合いやすいような・・・。
さて、もう3週間もすれば桜の開花とともに春がやってきそうですが、春といえばカエルの季節でもあります。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年2月29日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
Gastronomie : les grenouilles arrivent déjà dans nos assiettes
ここはフランス東部の小さな村トルプ。
この池で飼育されているのが食用ガエル。
この時期、小舟を出してカエルを捕獲するのがニコラさんの仕事です。
「間も無く繁殖期に入り産卵が始まるので、その前に捕獲してしまわなくてはなりません」
食用ガエルの飼育はこんな風になってるんですね。
この辺りは湿地帯でカエルの養殖が盛んなのかと思っていたら、珍しいそうです。
「いつもなら3月に入ってから繁殖期になるのですが、今年は暖冬で雨も多かったせいか早くなっています」とニコラさん。
捕獲したカエルは食用に加工されます。
ニコラさんにとっては今が一番忙しい時期。数千匹のカエルと処理しなければなりません。
「うちのカエルの90%を地元のレストランに納品しています」
ニコラさんが配達したのもそんなレストランの一つ。カエル料理が看板メニューです。
「カエルは高級品ですね。だいたい一皿に1ダースのカエルで18ユーロほどです」とシェフ。
カエルの捕獲量は厳しく制限されているそうですが、飼育する側にとってはもう少しゆるくして欲しいというのが本音。
「成長したカエルを捕獲しないと、若いカエルの居場所がなくなりますし餌も少なくなります。そうなるとその種自体の存続が危なくなってしまうのです」とカエル飼育組合の方。
カエルの季節は短く、ここ3ヶ月に1年の売り上げが集中しています。
ニコラさんにとってしばらくは忙しい日々が続きます
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、冬の間だけの仕事に応募しようと履歴書を書いた。すると母が言った。『お前、写真は貼らない方がいいよ』」
VDM (Vie de merde)より
他国の事ながら、影響力の強いお国。同感です。
by t-toshi (2016-03-03 09:07)
t-toshiさん
そうですね。人間が一人で生きているわけじゃないのと同じように国も一国で生きているわけじゃないですからねえ。しかもアメリカですから影響力は大きいです。
by carotte (2016-03-04 12:47)
カエルの足、たんぱくなササミみたいな味なんですよね。中華料理でも「田鶏」という名前で重宝されています。
by opas10 (2016-03-20 20:59)
opas10さん
カエルを食べるのは中国人とフランス人ですね!
あの太もものあたりがササミみたいで美味しそうです。
by carotte (2016-03-21 19:16)