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週末はエディンバラで [パリから週末旅]

 いい日和の週末でした。動き回っていたら半袖のTシャツでも大丈夫だったかなと思うくらいでした。

 

 でも油断は禁物。今日、明日あたりはまた少し涼しくなるようです。

 

 さて、月曜日は恒例の週末旅です。今回はスコットランドのエディンバラを旅します。

 

 エディンバラは火山の溶岩の上に作られた都市。

 

 パリからエディンバラまで空路で1時間45分(直行便)。東京から福岡までくらいの距離です。

 

 London_Edinburgh.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年4月9日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが原因のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 まずはカールトン・ヒルに上がってエディンバラを一望。観光スポットの場所を確認したらいざ出発。

 

 丘を降りてみると、街は覧の通り霧で覆われていました。

 

 そんな街を見下ろすように立っているのがエディンバラ城。要塞化されたお城はいかにもスコットランドお城と言う感じがします。

 

 お城の起源はいつ頃なのかははっきりしませんが、このスタイルになったのは12世紀頃と考えられています。

 

 一緒にお城を回ってくれるのはポールさんです。

 

 「これは15世紀頃には最強と言われていた大砲モンス・メグです。ブルゴーニュ公からスコットランド王ジェームス2世に贈られました。ということはフランスはこれと同じ大砲でイギリスの侵攻を阻んだのです(笑)」とポールさん。

 

 年間100万人が訪れるエディンバラ城は、スコットランドで一番訪れる人の多い建造物だそうです。

 

 「このお城はスコットランド人にとって “独立” のシンボルなんです」

 

 2時間ほどかけてお城を見学したら、お昼の時間になっていました。

 

 「ここは街の中心ですが、少し歩くだけでこんな田舎の雰囲気を味わえるレストランがあります」とリポーター。

 

 なにやらお店の敷地には野菜畑があるようです。収穫していたのはルバーブ。食事のメニューに登場するようです。

 

 ここはロイヤル・テラス・ガーデンの中に立つ建物。1836年に建てられ庭師のコテージとして使われていました。

 

 それを改装してレストランThe Gardeners Cottageがオープンしたのが3年ほど前のことです。

 

 本日の料理は、のろ鹿。スコットランドではよく食べられるそうです。

 

 付け合わせの野菜など全てこの地方で作られたものばかり。

 

 鹿の肉料理、美味しそうです。デザートはルバーブのシャーベット。締めて27ユーロ。

 

 美味しい昼食でお腹いっぱいになったところで、ニュータウンをお散歩。

 

 この地域は過密した人口を解消するために18世紀に開発されました。

 

 太陽が西に沈みかけた頃、今晩の宿に向かいます。何やらボートに乗って何処かに向かうのでしょうか?いえいえ、このボートThe Four Sisters Boatel が今晩の宿です。

 

 中に入るとホテルというより住まいになっています。立派なキッチンも付いています。

 

 「レストランに行くのが嫌だったら、ここで自分で調理して食べることもできます」とオーナー。

 

 寝室は2つ。ちょっと狭いようですが、これだけ大きなベッドなら不自由はしません。

 

 そしてお風呂とトイレも完備されています。全体の広さは30㎡ほど。

 

 可愛らしいテラスも付いて、運河の眺めを楽しむこともできます。

 

 これなら一泊と言わず、二泊三泊したくなりますね。

 

 料金はちょっと高めで一泊230ユーロ(約35,000円)。一人ではちょっと高すぎますがグループなら一人当たり80ユーロ(約10,000円)くらいで治りそうです。

 

 翌朝は、ちょっと変わった場所に行ってみましょう。

 

 案内してくれるのは・・・フード付きの黒いコートを羽織ったガイドさん。名物お化けツアーへ出発です。

 

 ここがお化けが出るという地下室。見るからに怖そ〜なところ・・・。

 

 17〜18世紀にかけて貯蔵庫として使われていたそうです。

 

 ガイドさんが連れて行ってくれた場所が心霊スポット。闇の下から風が吹き上げてきて、ふと見ると人の顔のようなものが見えたとか。

 

 その時の写真がこれ!よってお化けは本当に存在するとか。

 

 ああ、怖かったですねえ〜。明るい港に出てホッとしました。

 

 目の前に見えている船はイギリス王室のヨット、ブリタニア号(HMY Britannia)。今は博物館になっています。

 

 ここでは、スコーンを食べながら紅茶をいただきましょう。

 

 今回の費用は、お城見学料19ユーロ、食事代29ユーロ、宿泊費80ユーロ、お化けツアー代19ユーロ、お茶代27ユーロで、締めて174ユーロ(約21,500円)でした。


 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、経済の授業でスコットランドの話になり、先生がスコットランドは英国から出たいのだと言った。すると隣の席の子が言った。『英国から出てどこに行くの???』」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 4

U3

スコットランド、懐かしく拝見しました。
わたしはアーサーズ・シートから見るエジンバラの街が好きです。
by U3 (2016-04-11 12:36) 

carotte

U3さん
スコットランド、行かれたことおありなんですね。私はイギリスには行ったことがありますが、もっぱら南部ばかりです。エジンバラは丘のある街のようで見晴らしが良い場所が複数ありますね。
by carotte (2016-04-13 14:49) 

opas10

お化けツアーは、出ないと損した気分ですが、出ても気持ちのいいものじゃないですね~、連れて帰ったりすると厄介ですし。
by opas10 (2016-04-24 20:59) 

carotte

opas10さん
お化け、絶対に連れ帰りたくはないですね。
それにしてもこのお化けツアーはかなり怖いです。
by carotte (2016-04-29 14:02) 

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