日曜日も営業??? [パリ]
フランスではこれまでパン屋さん以外は日曜日にお店を開けることはできなかったのですが、これからは制限付きですが日曜日も営業することができるようになりました。
そこでパリのギャルリー・ラファイエットがその準備を進めていたようですが、労使交渉がうまく行かず、先送りとなってしまったようです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年5月4日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
Entreprises : les Galeries Lafayette disent non au travail le dimanche
「僕はこの近くに住んでるんですが、日曜日はお店が閉まっていて殺伐としてますよ。もうちょっとにぎやかになって欲しいですね」と男性。
「この辺りは観光客、特に中国人の観光客が多いですね。アメリカや中国は日曜日も働くというのが普通ですから、フランスのこの現状はネガティブなイメージじゃないですか」と別の男性。
こうして残念がっている人たちがいる一方で別な見方をする人もいます。
「日曜日は休息日ですから特に驚きやしませんよ。日曜日に働かないという国はたくさんありますね。それでも怠けているわけじゃなくよく働いてますよ」とメガネの男性。
さて、ギャルリー・ラファイエットの経営者側が出した条件というのは、日曜日は2倍の報酬、代休1日、保育補助金の支給、日曜出勤は年間7日以下、強制ではなく希望者のみ。
なんだか良さそうな気がしますが、労働組合はこれでは不足だとして拒否。
従業員の反応は様々です。
「正直言ってちょっと残念です。私はパリに住んでますからお金が必要なんですね。日曜出勤で2倍の手当が出るんなら魅力的です」と、顔を出さないことを条件にインタビューに答えてくれた女性従業員。
一方、労組の方はこうおっしゃっていました。
「我々は16の提案をしましたが、考慮してもらえたのは5つだけでした。これでは合意は無理ですよ。とは言っても、決裂したわけではなく話し合いは続けられます」
実際、経営者側は再交渉の用意はあると表明しています。
今回合意できなかったのはパリのこの店だけに限ってのこと。
地方では今から二週間以内に交渉が始まることになっています。
日曜日こそ稼ぎ時とばかりに営業する日本に慣れてしまうと、軒並みお店のしまっているパリはちょっと不便に感じてしまいます。
営業してくれるとだいぶ便利になるのですが・・・。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、料理は日曜日にはやってはいけない仕事の一つだということを思い知らされた。というのも、下の階の住人がやってきて床に穴を開けるのはやめてくれと言われたのだ。私はスープを作るために野菜をミキサーにかけていただけなのに・・・」
VDM (Vie de merde)より
「イメージ・2」にご訪問いただき有難うございます。
日本以外には昔ですがハワイに2度行っただけで国外のことは
よし知りません。
いろいろ知りたいと思いますので此れからも宜しくお願いいたします。
by lamer (2016-05-06 14:25)
lamerさん
落とし穴、確かに拝見しました!
こちらこそ、ご訪問いただきありがとうございます。
ネット上でフランスのニュース番組を見ていたら面白かったので当ブログで紹介しています。よかったらまたどうぞお越しください。
by carotte (2016-05-08 23:18)