アフリカ豪華列車の旅 その1 [その他の国]
日曜日の営業について労使交渉が決裂していたギャルリー・ラファイエットですが、先週金曜日に再交渉が行われ両者が合意に達したそうです。
条件は年間最大8日曜日まで、報酬は2倍、代休1回。
ということでBHVに続いてこちらも日曜日に買い物ができるようになります。
さて、今日から4回のシリーズで、ションゴロロ・エクスプレスの列車の旅を紹介します。
ションゴロロ・エクスプレス(Shongololo Express)とは、アフリカ南部を12〜15日間かけて走る豪華列車のこと。
1955年にギリシャ人のビジネスマンの発案で生まれた列車です。
第一回目の今日は、初日の様子をご覧ください。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年5月16日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
Feuilleton : safari sur les rails (1/5)
列車の旅はこのアフリカ南端、喜望峰のあるケープタウン(上記地図の赤印)から始まります。
Shongololo Expressのプレートのついた列車がホームで待っていました。
乗客は全部で60人ほど。列車の中はというと、確かに豪華なつくりです。
小綺麗なシャワー室と洗面台。これなら二週間ほどの列車の旅を快適に過ごせそうです。
乗務員が最後の準備をしている間、サロンではツアーの説明が行われていました。
「明日の朝食は7時〜9時の間にとってください」と責任者の方。
バーカウンターの中から説明している黒人男性がツアーマネージャーです。これからのスケジュールをざっと説明してくれます。
参加者は、フランス人、イタリア人、アメリカ人、カナダ人と様々です。
いよいよ列車が駅を出発していきました。
ケープタウンは観光誘致のために最近になって街が整備されました。
カラフルで明るい色の建物が並びます。しかし、かつてここは奴隷の住まいになっていたそうです。
さて、今回の列車の旅は全部で12日間。一流シェフの作る料理を堪能しながら、アフリカの名所を訪ねます。
広大なアフリカの大地を列車は走り抜けていきます。全面ガラス張りの展望車両も付いています。
初日のアクティビティは・・・このブドウ畑の見学とワインの試飲です。
南アフリカではワインの仕込みは2月。ボルドーに似たこの大地と気候のおかげで美味しいワインができるそうです。
「大昔、1688年頃、プロテスタントのフランス人がこの地域にやってきました。これがこの地域のブドウ畑の起源なんです」とブドウ園のオーナー。
こんなところにフランスと南アフリカのつながりがあったのですね。
ブドウ畑を見学したら、総合施設Spice Route(上記地図の緑印)でワインの試飲です。
白ワイン、美味しそうですね。
南アフリカのワインを楽しんだら、次の目的地キンバリー(上記地図の青印)へと出発です。
続く・・・
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、僕はアフリカ出身のフランス人です。僕が “ ライオンキング ” なんか見たことがないと言ったら、自分の国の歴史に興味がないなんてひどいと、僕の彼女に怒られた」
VDM (Vie de merde)より
南アフリカは、チリと緯度が同じだし、赤道からの距離がちょうどボルドーと同じくらい。なので新世界の中でもとびきりワインが美味しい、と聞いたことがあります。
by opas10 (2016-06-03 22:43)
opas10さん
私も何かで南アフリカのワインは美味しいと聞いたことがあります。
アフリカといってもこの辺りは赤道直下ではないので気候的にはブドウもうまく育ちそうですね。
by carotte (2016-06-05 15:36)