ノルマンディーの夏 [ノルマンディー地方]
関東も梅雨明け間近?
今年の梅雨は雨が降ったような降らなかったような微妙な印象です。
少なくとも昔のように毎日しとしと降るという感じではなかった。
気になるのは水がめの状態。
国土交通省関東地方整備局のサイトにアクセスすると、関東の水がめと言われている「利根川上流8ダム」の貯水状況というのがわかります。興味のある方は→こちら。
54%と数日前より少し増えているような・・・。ただし、平年なら88%あるところが54%ですからまだまだ足りないですね。
もちょっと雨に降ってもらいたいところです。
さて、フランスは夏のバカンスの真っ只中。
海に行く人、山に行く人、南へ行く人、北へ行く人と様々ですが、今回は、ディエップからル・アーヴルまでの海岸線にある小さな保養地の一つヴール=レ=ローズ(Veules-les-Roses)を訪ねてみましょう。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年7月17日に放送)
人口が600人にも満たない海岸沿いの小さな村。
この村のお宝はこの清き水の流れるヴール川(la Veules)。
フランスで最も小さな川で、全長は1,149メートル。
そしてこのほっとするような風景。水辺の花が美しいですね。それに水車もあります。
多くの人たちが海水浴を楽しむためにこの村へやってきますが、海岸に出るためにはこの “シャンゼリゼ通り” を通っていかなくてはなりません。
「パリのシャンゼリゼ通りとは随分と異なりますが(笑)、共通点もありますよ。パリの方は美しいショーウィンドウや看板が並んでいます。ここには美しい自然の風景があります」と男性。
ノルマンディ地方独特の断崖絶壁のある海岸にはわりに大きなビーチがあり、海水浴を楽しむ人たちで賑わっています。
「私はルーアンから1時間かけてきました。仕事のことは忘れて家族と1日楽しく過ごせそうです」と若いお父さん。
「家族と一緒に過ごせる大切なお休みの日です。ノルマンディは日差しが少ないのですが、今日はこんなに晴れて絶好の海水浴日和です。ほら、あの断崖絶壁が凄いでしょ。向こうの方まで続いてますよ」と男性。
そして、この村で養殖されている牡蠣も味わえます。
芸術家だけでなく俳優、作家、政治家など多くの有名人がこの村を訪れましたが、その中にヴィクトル・ユーゴーもいたそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、海で泳いでいると、母親が息子に言っている声が聞こえた。『あのブイのところまで泳いで帰っておいで!』すると息子が僕の方に泳いできて、お腹に触ったかと思うと母親に向かって言った。『ママ、やったよ!』」
VDM (Vie de merde)より
断崖絶壁がすごいですね!Rがつかないこの時期の牡蠣、お味の方はどうなんでしょうね。
by opas10 (2016-08-11 16:20)
opas10さん
今は牡蠣はRがない月でも大丈夫らしいですよ。種類によってはちょっと小ぶりだったりするのかもしれませんけど。
by carotte (2016-08-21 15:24)