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ほぼ千年前から [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 昨日はワインフェアを紹介しましたが、本日は、ほぼ1,000年も前から続いている伝統あるフェアを紹介します。

 

 フランス西部の町シャトーブリアン(Chateaubriant)では、毎年9月の初めにベレ・フェア(Foire de Béré)が開催されます。

 

 一体どんなフェアなのかちょっと覗いてみましょう。

Paris_Chateaub.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年9月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 テントの中では牛たちが、その見事な肉体を披露しています。

 

 美しいですね。ベレ・フェアって牛の品評会?

 

 外に出てみると、“1050年から” と書かれた看板が見えてきました。

 

 ここは教会のすぐそばにある大広場。毎年ここでベレ・フェアが開催されます。

 

 ベレ(Béré)は土地の名前。1050年からずっとベレで開催されてきたからベレ・フェアです。

 

 先ほどのテントの中の牛たちは売られるのではなく、コンクールのために農家の方々が連れてきたのだそうです。

 

 「農産物から工業製品まで様々なものを売るのがこのフェアです。年に一回、知り合いに会う良い機会でもあります」と女性。

 

 様々な動物たちも参加して賑やかです。

 

 今年の出展は約600軒ほど。近隣からも多くの住人がやってきてショッピングを楽しむそうです。

 

 ショッピングとは言っても、こんなすごいものも展示販売されています。

 

 トラクター、農家の人たちが買って帰るんでしょうか?

 

 芝生の上を走り回っているこの黒いものは芝刈り機。そしてこちらは簡単薪割り機。

 

 さらに、秋葉原のような実演販売もやっています。

 

 こりゃちょっとした縁日ですね。

 

 こちらのご夫婦、なんだか面白そうなものをお買い求めです。

 

 「無駄使いして楽しむのがこのフェアなんだよ(笑)」と男性。

 

 ありとあらゆるものが売られているようです。これは楽しいですね。

 

 こちらの方は50年も前からこのフェアに出展して暖炉を販売しています。

 

 これだけの人が集まるとなると、お食事処も用意されています。

 

 このテントのレストラン、どうやら地元のサッカーのクラブチームが運営しているようです。出てくる料理はボリュームたっぷり。

 

 ダンスがあったり、様々なアトラクションもあって、近隣から人が集まってくるのもうなずけます。

 

 このフェア、9月10日から始まって12日(月)の夜に終了したようです。

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、ちょっとしたけん怠期。そのせいか、夫への誕生日プレゼントは、1枚2ユーロのスクラッチくじ。そのくじで、なんと夫は1000ユーロを当ててしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

 

VDM (Vie de merde)より




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