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地方の美味しいもの その2 [フランスの郷土料理]

 五郎丸選手の所属するトゥーロンのクラブチームRC トゥーロン。

 

 サイトを訪ねてみたところ、なんと日本語のサイトができておりました。→こちら

 

 五郎丸選手のインタビュービデオなども見られるようです。

 

 さて、前回紹介したノルマンディ地方のデザート、トゥルグール(teurgoule)の番組ですが、今日になって “地方の美味しいもの”シリーズの一つだったことが判明。

 

 そこで改めて5回のシリーズとして紹介することにします。

 

 第一回目がトゥルグールで、今日はその第二回目です。

 

 フランス南部の都市ニーム(Nîmes)を訪ねます。

 

 余談ですが、布生地のデニム(de Nîmes)は、このニームが語源です。

 

Paris_Nimes.jpg



 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年11月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 ここはパン屋さん兼お菓子屋さんのChez Frédéric。

 

 おいしそうなパンやお菓子が並んでいます。

 

 中でも一番人気なのがこれ、フーガス・オ・グラトン(fougasses aux grattons)。

 

 ニームのパン屋さんなら必ず置いてあるというこの地方の名物パンです。

 

 材料は、小麦粉、イースト菌、水。これをよく混ぜてこねます。

 

 ここまでは普通のパンと同じ。違うのは、これからです。

 

 広げた生地にバター、豚肉のコンフィ+塩・コショウをのせ、折りたたんで伸ばし、折りたたんで伸ばしを繰り返します。

 

 「こうすることでパイ生地のようになります」とパン屋さん。

 

 この中に入れた豚肉のコンフィなどの具をグラトンというようです。

 

 生地ができたら、四角に切って、こんな形に型取りします。

 

 16分ほどパン焼き釜に入れて焦げ目がつくくらいに焼きます。

 

 ホカホカの焼きたてが店頭に並びます。

 

 「このフーガスは子供たちに人気なんです」とお母さん。

 

 「会社の同僚たちとお昼と一緒に食べる時なんかに、このフーガス・オ・グラトンを持って集まります」と女性。

 

 早速、男の子が買ったばかりのフーガスをかじっていました。

 

 Chez Frédéricのように手作りのもあれば、冷凍保存したものを焼いた大量生産のフーガスもあります。

 

 ニームには一度行ったことがありますが、こんな美味しそうな食べ物があるとは知りませんでした。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、子供たちの洗礼式だった。式が無事終わったかと思ったら、妻が注文したというお祝いのお菓子ピエス・モンテを探し回って街のパン屋さんを訪ねて回った。注文した店くらい覚えておいてもらいたいもんだ[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

VDM (Vie de merde)より




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