あと2週間 [フランスのワイン]
日曜日恒例の週末旅は、どうしても記事を書く時間が取れずお休みしてしまいました。
楽しみにしてくださっている皆さんにはごめんなさい。来週は書くつもりです。
さて、12月も半ばに差し掛かると寒さも本格的になってきました。
そして年末最大のお祝い事、クリスマスまであと2週間となりました。
クリスマスイヴにはご馳走を頂くというのが定番ですが、その食事に欠かせないのがワイン。業者にとっては今が一番の書き入れ時です。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年12月10日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはブルゴーニュ地方からすぐのところにある、ワインのネット販売大手の倉庫。
この2週間くらい前から慌ただしくなってきました。
近くのワイン農家からは次々とワインが運び込まれています。そして大きなトレーラーで運ばれてきたのは海外からの輸入ものです。
あんなにフランスで作っているのに、海外からも輸入するのですか!
木箱の中には100ユーロ相当のワインが入っていました。
クリスマスを控えたこの時期、毎日1万本のワインがこの倉庫から配達先へと出発していきます。普段の2〜3倍だそうです。
この時期、フランス人一人が購入するワインは3〜6本、予算は平均で55ユーロほど(約6,300円)。
「量はやや少なめで、質の良いものを買う傾向があります」と業者の方。
いつもよく売れるのがボルドー産。もちろんブルゴーニュ産もあります。さらに、こんなジャンボサイズのロゼもあります。
「これは100ユーロくらいの高級ロゼワインです。ウニなどの海の幸によく合います」
またイタリアのシャンパンと言われるプロセッコもあります。シャンパンの半額または3分の1の値段です。
「2年くらい前から300本ほど売れていました。今年は3万本ほど行きそうです」
しかし、さすがにシャンパンは根強い人気があり10人のうち8人のフランス人がシャンパンを買うそうです。
ここはパリのワイン専門店。シャンパンは有名な銘柄より、これまであまり注目されてこなかった銘柄を選んで新しい発見を楽しむ人たちが増えたとか。
最後に、お店の方がこんな優れ物を紹介してくれました。
コルク栓を開けることなくワインをグラスに注ぐことができます。そして取り外してもワインは溢れてきません。
あらららら・・・どうなってるんでしょ???
どうもガスを注入してワインを押し出しているようなのですが、中にガスを入れたらワインが酸化してしまうのではないんだろうか?
それとも一旦入れたガスをまたシュワっと外に出す???謎です。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、初めて妻の実家で食事に招かれた。お祝いとかで、曾おじいさんの時代から使われてきたというグラスでシャンパンをいただくことに。なぜかそのグラスが僕の手をすり抜けて床に落ちた・・・」
VDM (Vie de merde)より
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