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生きたアドベントカレンダー [トピックニュース]

 24個の窓のあるアドベントカレンダー。ちょど半分ほどまで窓が開きました。

 

 クリスマスまであと12日を切りました。

 

 フランス西部のノルマンディ地方の小さな村では、ちょっと変わったアドベントカレンダーが実施されています。


Paris_Ajou.jpg

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年12月10日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 



Ajou (27) : le village "calendrier de l'Avent"


 ここは人口270人の小さな村アジュ(Ajou)。

 

 「こんばんは!今日はこちらでしたっけ?」と女性。

 

 「いえ、こちらではありませんよ。お隣です。うちは12月20日ですよ」とめがねの女性。

 

 「ありがとう。あなたもお隣にいらっしゃるでしょう?」

 

 「ええ、もちろん行きますよ」

 

 そんなわけで、クリスマスイルミネーションを眺めながら、あるお宅を目指して集まる村人たち。

 

 実はこの村では、12月1日から、一軒ずつ場所を変えながら村人たちが食前酒をいただくパーティを開いているのです。これが23日迄続きます。

 

 いわば、生きたアドベントカレンダーというわけです。

 

 このパーティの発案者が、サン=トーバン=シュル=リスル城に住むマックスさん。

 

 「第一回目のパーティのときは、互いに知らない人が多かったので、皆さんちょっと戸惑い気味でした。でも、続けているうちに人数がどんどん増えていったんです」とマックスさん。

 

 このパーティーも今年で三回目。皆さん楽しそうですね。

 

 「3年目になりますが、おかげで皆んなが知り合いです。パーティがなかったら今でも知らないまんまですよ」と女性。

 

 「楽しいパーティですよ。これまで知らなかった人と知り合いになれますからね」と男性。

 

 さて、こちらはマックスさんの住むお城。

 

 「23日の最後のパーティ会場がここですね」とリポーターさん。

 

 「ええ、そうです。このお城が今年最後の会場になります。ここに全員が集まります」とマックスさん。

 

 「24日はクリスマスイヴですが・・・」

 

 「その日は村の教会に皆が集まります。演奏会や演劇が上演されます」とマックスさん。

 

 村の小さな教会がまた趣があっていいですね。

 

 「教会ではホットワインも出るんですよ」

 

 「えっ、私はカトリックですからワインはちょっと・・・」

 

 「体を暖めるためのワインですから大丈夫ですよ!」

 

 なんだかクリスマスイヴにはここの教会に行ってみたくなりました。

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日は12月1日なのだが、僕の彼女のアドベントカレンダーによると、12月22日だということになる」

 

 

VDM (Vie de merde)より




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