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巨匠の作品発見! [トピックニュース]

 ブルターニュ地方のとある小学校で、ある生徒の親が同級生たちにガレット・デ・ロワをプレゼントしたところ、女の子がフェーヴを引き当てたそうです。

 

 大喜びでそれを家に持って帰り母親に見せると、びっくり仰天。

 

 何しろそのフェーヴ、カーマ・スートラ推薦の体位で男女がもつれ合っている姿を形どっていたからです。

 

 なぜにこんなことが起きてしまったのか?

 

 どうやらパン屋さんがラグビーチームに渡すべきガレット・デ・ロワを間違えて生徒の親に渡してしまったらしい。

 

 訴訟問題に発展してもおかしくない!と怒る親たちを前に、パン屋さん、平身低頭で謝ったそうです。

 

 それはさて置き、今月10日、パリにある大手オークションハウスTajanで、ある作品が一般公開されました。その作品というのが・・・。

 

Paris_Paris.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年1月10日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



L'étude de Léonard de Vinci retrouvée dans un grenier estimée à 15 millions d'euros

 

 これです。美術の専門家でも、その一生の間に一度あるかないかの体験だとか。

 

 この作品、レオナルド・ダヴィンチのデッサンだと考えられています。

 

 誰にも知られることなく500年以上が過ぎたある日、ある個人の屋根裏部屋から発見されました。

 

 「私はこれを16世紀の重要なデッサンではないかと考えました。その時はそれ以上は思いつかなかったのです」とデッサン担当の方。

 

 作品には木に縛り付けられた聖セバスチャンが描かれています。

 

 ある専門家がさらにこの作品を調べたところ、ルネッサンス期の画家の中でも最も優れた人物、つまりダヴィンチの作品ではないかと考えました。

 

 「このあたりのタッチを見ると作者が左利きだったことがわかります」と専門家。

 

 ダヴィンチも左利き。さらに背景のこの風景は、確かの巨匠の手によるものだということを証明しています。

 

 「そう思うと、ちょっと興奮して心臓がドキドキしてきました。そして作品を裏返してみたのです。これを見たときは本当に驚きでした。科学者でもあったダヴィンチを物語るように、こんなものが書かれてあったんです」

 

 物の見え方と光を研究したような科学的な図、さらに有名な鏡文字もあります。

 

 どう考えても行き着く先はダヴィンチしかありません。

 

 すでにルーブル美術館がこの作品を見ており、おそらく収蔵することになるだろうとのこと。

 

 で、金額の方はと言えば、オークションハウスによると、1500万ユーロ(約18億円ほど)になるのではないかということです。

 

 高額ではあるものの、へえ、そんなもんかという気もします。

 

 

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CloudF_cats.jpg 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、僕はサッカーファン。パリの競技場で開催される試合のチケットをやっと手に入れた。涙が出るほど嬉しかった。チケットを握りしめて会場に入って初めてわかった。それはラグビーの試合だった・・・」

 

 

VDM (Vie de merde)より




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