国民議会2017 [トピックニュース]
自宅最寄り駅のホームの紫陽花は半分近く枯れてまして、無残な状態になっています。
虫にやられている葉もありますが、何か違う原因で枯れてしまったようにも見えます。
いつもならきれいな花を咲かせてくれるのですが、残念。
そして東京の水がめの利根川上流8ダムの貯水量、またまた減ってまして只今66%です。
平年が76%なのでやはり少ない。早いとこザザ〜っと降ってほしいものです。
さて、フランスの国民議会選挙、マクロンの党REMの大勝利で幕を閉じました。
新しい国民議会はどのような構成になるのでしょうか?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月19日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
パリのセーヌ川に架かるコンコルド橋を渡ると正面に見えてくるのが国民議会の議会場があるブルボン宮殿です。
つまりここが国会議事堂です。
ここに集まる議員の顔ぶれが以前とだいぶ変わりそうです。
総議席数は577。そのうち今回の選挙で初めて議員になったのが434名。
これはちょっとすごい話ですね!ほとんどが新人ですよ。
ちなみにREM党員が281名で単独過半数を獲得しています。
そして平均年齢は5年前が54.6歳だったのに対し、今期は48.7歳と50歳を下回りました。
30歳以下の議員が29名、40歳以下が129名となり、4人に1人が41歳以下ということになります。
この男性が最も若い議員さんで23歳。国民戦線の党員です。
女性で一番若いのがREMの党員ティファニーさん、24歳。まだ学生で弁護士の卵だそうです。
一番高齢なのが70歳のこの男性。5期連続で当選。共和党員です。
また女性が増えたことも大きな変化です。
5年前の女性議員は155名、男性着員は422名、今期は女性が233名、男性が354名。
同数というわけにはいきませんでしたが、全体の38%が女性で、1993年に比べると6倍に増加しました。
そして職業も様変わりしました。
公務員の数が5年前の188人から129人へ減少。残りの大多数が企業の役員ですが、自由業の人たちもいます。
医者が24名、弁護士が28名、会社社長が41名、肉体労働者はゼロ、職人が1名となっています。
今回の選挙で224人が改選となり、そのうちの200人以上が落選してしまいました。
そして先ほども言いましたが、434人が新人という異例の議会になります。
これからのフランスの国会がどう動くのか興味深いです。
映像に登場したのは単独過半数を獲得したREM(NHKでは「共和国前進」と訳してました)の党員が喜びを分かち合っているところです。
首相のエドゥアール・フィリップも会見を行いました。この方、改選後も首相を務めることになっており、新内閣が間もなく発表されることになっています。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、僕は大企業に入社したばかりの新人だ。会社には大きな受付があり、そこにいるのはほとんどが女性。知らない子ばかりなので、胸のあたりについている名札をじっと見ていたら、妙なあだ名をつけられた」
VDM(Vie de Merde)より
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