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新築の中世の城1 [ブルゴーニュ地方]

 先週の木曜日、ジムのプールで泳いだ後、濡れた水着を脱水しようとしたら脱水機ない。

 どうやら故障してしまったらしい。仕方なくぎゅっと手で絞ってどうにかこうにか持ち帰って自宅の洗濯機で脱水。

 金曜日もまだ脱水機は戻らず。

 そして昨日、新しいのがいつもの場所に設置されているのを発見。

 ああ、助かったあ、あれがないと不自由なのよねえ。

 とは言っても、考えてみれば、昔は脱水機はおろか、洗濯機さえもなかったのでした。

 そんな時代の方がずっと長い。皆、手で洗って手で絞ってたんですもんねえ。

 さて、以前に一度だけ紹介したことがありますが、フランスのブルゴーニュ地方に、中世のお城をゼロから作るというアトラクションがあります。

 そのお城を、今日から5回のシリーズで紹介します。

 まずは第一回目をご覧ください。

Paris_Treigny.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年9月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 森を通り抜けると工事中のゲドゥロン城(château de Guédelon)が見えてきます。

 この方が工事の責任者フロリアンさんです。

 「まずは塔を完成させることになり、3年前からその工事が続いています。一つずつ順に完成させます。塔の上にはとんがり帽のような屋根をかぶせます」

 フロリアンさん、毎朝、その日の行程を順に職人さんたちに渡していきます。そして細かなところをチェックしては工事の進め方を決定します。

 この工事が始まったのは今から20年前の1997年。現場はこんな感じでした。

 初めはたった7人で工事が始まり、城壁を作りました。

 お城を作るにあたっての大原則は、中世の道具を使って、中世の方法で作る、というもの。

 こんな酔狂な計画に賛同して、職人さんたちの他にボランティアで働く人もいて、20年後にはここまで進みました。

 現代の方法で建てたら一年、いや半年で出来上がっていたかもしれません。

 現在は45人の職人さんたちが働いています。

 大工さん、左官屋さん、鍛冶屋さんなど様々です。グギもこうして鍛冶屋さんが昔の方法で作るようです。そして物を運ぶのは馬車。

 その様子を大勢の見学者が興味深そうに眺めています。因みにガイド付き見学(1時間15分)は3ユーロ。

 こちらは石工のアレクサンドルさん。作業の合間には見学者の質問にも答えます。

 見学者にとってはタイムトラベルして中世の工事現場を見ているようなもの。

 工事現場の近くにはかつての石の切り出し場があり、そこから石を調達しています。

 これは2013年に撮影された映像です。当時からアレクサンドルさんはここで働いていました。

 「まあ、忍耐ですよ(笑)」とアレクサンドルさん。

 こんな大きな岩からこうやって少しずつ石を切り出していきます。

 このプロジェクトを影から支えているのがこの女性マリリンさん。言って見ればプロジェクトマネージャーのような方。

 この方がいなければこの計画は実現できなかったとも言われています。

 「城塞は希望のようなものなんです。大きくなって、完成した城塞を見られるなんて素晴らしいじゃないですか」とマリリンさん。

 ここは近くの小さな村。城の工事が始まってから、仕事を探して外に出て行く若者が少なくなったそうです。

 「村のお店にとってもいいことです。工事がなかったら村はなくなっていたかもしれません」と女性。

 そしてこの村のすぐ近くにはゲドゥロン城のモデルになったお城があります。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、建築中のわが家の工事責任者が、工事の進み具合を知らせにやってきた。6歳になる娘が玄関のドアを開けて彼を迎えると、大きな声で叫んだ。『ママ、ママがイケメンって言ってた人が来たよ!』[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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