グルノーブルのクルミ [フランスのグルメ]
トランプさんが11月に訪日するようですが、その時の日本の首相はどなたになっているんでしょうねえ〜。
さて、東京は夏の暑さが徐々に消えて、だいぶ過ごしやすくなってきました。
しかし、室内はまだまだ25℃超え。いまだに短パン+半袖Tシャツで過ごせます。
もうちょっと気温が下がってくれないと秋とは言い難し。
フランスも地域によって様々ですが、日本よりは少し季節が先に進んでいるようです。
本日は秋の実りの話題です。フランスにはAOC及びAOP付きのクルミがあるそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
大きなクルミの木。マシーンで幹を震わせると、一斉に実が落ちてきます。
こんなところでぼんやりしてたら頭がコブだらけになりそう。
ここはグルノーブルから50キロほどの村サン=ラティエ(Saint-Lattier)の果樹園。
クルミの収穫がちょうど始まったところです。
一本の木から平均で30キロのクルミが採れるそうです。
生産者のマルタンさんが採れたばかりの実を見せてくれました。
「収穫したばかりなので殻はすぐに割れますよ。中には真っ白な身が詰まってます。一年間、大切に育てたおかげです」
このクルミ、“グルノーブルのクルミ” と言い、AOCとAOPのラベルが付いています。
地面に落ちた実は傷みやすいのですぐに拾い集めなくてはなりません。家族総出で作業に取り掛かります。
なんだか鳥かごのような器具でざざっとかき集めている人もいます。
「クルミの木は70歳にもなっています。我々の祖父母の時代に植えられた木です」
収穫された実は、水洗いと選別の工程を経て、最後に乾燥され出荷されます。
こちらはそのお店。1キロあたり5ユーロで売られています。
グルノーブルのクルミは、アメリカやチリにも輸出されているそうです。
うん?大工さんが大工仕事を始めたか?
いえいえ、子供たちがクルミを割る音でした。
「強く叩かないと割れません」と女の子。
「この少し丸くなったところを叩くと・・・割れました」
おお、上手ですね。ひと叩きで割ってしまいました。
台はくるみ割り専用?たぶんそうですね。
子供たちががんばってクルミを割ってくれたので、今日はクルミタルトを作ることになりました。
玉子、小麦粉、バター、砂糖、生クリーム、そしてクルミを使って焼き上げます。
表面はカラメルで覆われているそうです。これは美味しそうですねえ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、カラスが一心不乱にクルミの殻を割ろうとしているところを見てしまった。しかも、買ったばかりの僕の新車の屋根の上で 」
VDM(Vie de Merde)より
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