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大寒波と自然の造形 [トピックニュース]

 買い物のついでに、梅園のある近くの公園を横切ってみると、梅がほぼ満開でした。

 もう3月ですもんねえ、満開になって当たり前。

 梅の香りがそこいらじゅうに漂っていました。

 そして、その隣では桜の木が静かに眠っていました。目を覚ますまであと何日?

 予報によると東京の桜の開花は3月22日あたりのようですが・・・。そろそろ暖房の要らない季節になって欲しいものです。

 さて、フランスは火曜日がこの冬一番の寒さになったようです。

 各地で軒並み氷点下。暖かい下着が売れてるそうです。

 そんな寒そうな映像の並ぶ報道番組の中から、さらに寒そうな話題を見つけてしまいました。

Paris_Leman.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年2月28日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはレマン湖。27日の火曜日は−20℃を記録しました。

 湖の岸辺には氷の彫刻が並んでいます。どれも自然が作り出した造形。

 これ、どちらかというと鍾乳洞を思い浮かべてしまいますね。

 「ほら、こちらの植物も氷になってますよ」と、この自然の造形を写真に収めている男性はディーンさん。

 湖の岸辺は不気味なくらいにどれもこれも凍りついています。

 女性のようですが、こんなところを歩いて大丈夫?つるっと滑ったらそのまま湖の中に落っこちてしまいそうな・・・。

 湖の上を吹く風と、絶え間なく打ち寄せる波が作り出した氷の彫刻。

 鍾乳洞は出来上がるまでに途方もない年月がかかりますが、この氷の彫刻は大寒波のおかげで一晩のうちにできあがったようです。

 岸辺の散歩道もカチコチ。小さな白いボートは全体が氷のレースに覆われてしまっています。

 しかし、こんな日も犬の散歩は欠かせません。ワンチャンはいつもと違う散歩道に少々興奮気味。

 そしてディーンさんも少々興奮気味。面白い形や風景を見つけるとワクワクするんでしょうね。こんなことをしているうちに寒さも忘れてしまうとか。

 「ここは自然現象の研究者にとっては天国のようなところですよ。確かに、皮膚を刺すような寒さですが、風が収まるとそれほどでもなくなります」とディーンさん。

 こちらでは植物が完全に氷の中に閉じ込められてます。それに観光用の望遠鏡もこの通り。

 暖かくなればあっという間に溶けてしまうんでしょうね。

 そんなことを考えていたら、氷の中から2羽の白鳥が出てきました!

 さて、最後に、大寒波に見舞われたヨーロッパ各地の様子を写真でお楽しみください→こちら


******* フランス人のつぶやき *******

今日、この氷点下の寒い季節に、英語クラスはカリフォルニアへ、スペイン語クラスはメキシコへと研修旅行に旅立っていった。そして僕のドイツ語クラスは、ワイマールで強制収容所見学へ [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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