新イタ飯 [イタリア]
ウィンブルドンも始まり、サッカーW杯も続いていますが、今週末からはツール・ド・フランスが始まります。
今年はフランス西部のノワルムティエ島から始まるようです。
今年のコースに興味のある方は→こちら。青印に白抜きの番号が振ってあり、この番号の順に走ることになります。
前半は、ノワルムティエ島からブルターニュ地方の海岸線を走り、レンヌを通ってリールまで行きます。
休憩を入れた後、アヌシーから後半戦が始まります。アルプスを越えピレネー地方を走り、パリのシャンゼリゼ通りでファイナルを迎えます。
今年も熱戦が繰り広げられることになるんでしょうね。
さて、本日はイタ飯のお話。イタ飯といえばパスタにピッツァ。
アルデンテでなけりゃダメとか、ちゃんとした焼き釜じゃないと美味しいピッツァはできない、などと小うるさいことを言われますが、最近、なんだか新しい料理に変身しているとか。
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2018年7月4日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらのテーブルでお客様が召し上がっているのは伝統的なイタリアのピッツァ。イタリア人は皆、自分たちの伝統ある料理に誇りを持っているとか。
しかし、こちらの方、スフェファノさんはこんな料理を発明しました。その名もトラピッチーノ(trapizzino)。
どんな料理かといえば、切れ目の入った三角のパンに、イタリア伝統のトマトで煮た具をはさんだもの。
「このパンはパン屋さんから仕入れてきたものだよ。具は、おばあさんの代から代々作られてきた肉団子の煮込みです」とステファノさん。
はじめは皆ぎょっとした顔になってましたが、今では全国的に人気の料理になりました。
包装紙には商標登録された料理の名前が印刷されています。他にも何種類かの具があるようです。
「イタリアの伝統料理を新しい方法で表現したということですよ」と男性。
おお、皆さん、トラピッチーノを食べています。
一方、こちらはナポリ。厨房で作っているのはスパゲティ。でもなんだか様子が変です。
具をのせたらそのまま両面を焼いて出来上がり。
「パスタと卵を混ぜて、オリーブ油を引いたフライパンに入れます。そこに具をのせて両面をカリカリに焼きました」
こりゃもうパスタの革命です。
ところでどんなお味?
「・・・ん・・・ああ、とても美味しいわね」と女性。
普通のスパゲティと同じメニューで何種類かあるようです。
「いつものスパゲティとはちょっと違っていて面白い食べ物になっていると思います」と若者。
どんなお味なのか食べてみたい!でも自宅でも作れそうな・・・
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、数週間前からダイエット中。ちょっと休止したくなってオーブンでピッツァを焼くことにした。しばらくしたらオーブンが火を吹いた!はいはい、わかりました。食べちゃいけないってことね」
VDM(Vie de Merde)より
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