パリの新名所? [パリ]
フランスの公共TV放送のインターネットサイトFranceinfoでもカルロス・ゴーン保釈のニュースが出ていました。そこにこんな一文が・・・。
L'homme d'affaire americano-libano-brésilien a payé mercredi sa caution fixée à un milliard de yens (environ 8 millions d'euros).
ゴーンが保釈金10億円を払った、と言っているのですが、ゴーンのことをamericano-libano-brésilien(アメリカ・レバノン・ブラジル人)と言い、どこにもfrancoが出てこない。
フランス国籍を持ち、フランスの高等教育を受け、ルノーのCEOだった人なのに、なぜにfrancoが出てこないのか?この記事を書いたのは誰だ???いい加減ですねえ〜。
それはさておき、パリのシャンゼリゼ通りに何やら新しいモニュメントが登場するらしい。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年3月4日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
そのモニュメントというのが、これ。シャンゼリゼ通りのロータリー交差点に設置される6つのフォンテーヌ(噴水のようなもの)。
しかも、周りの建物とは異質の現代アートのような噴水です。
こちらはその制作現場。6つのフォンテーヌはクリスタルガラスで作られています。その数3000個。スタッフが一つ一つ手で組み立てていきます。
設置されると、こんな感じになります。高さは13m、自力で回転するそうです。
街ゆく人にこの映像を見せて感想を聞いてみました。
「奇妙でへんてこな噴水ですね(笑)」と女性。
「ちょっと説明はできないですが、僕にとってはリラックスできそうな気がします」と男性。
この噴水は、3年間の試行錯誤を経て、こちらのアトリエで生まれました。完成形に至るまでに50点もの模型が作られたそうです。
「水はこの太いパイプを通って上っていき、このクリスタルのパイプを通って下りてきて、ここから外に流れ出ることになります。ちょっとした滝のようなイメージです」と制作者。
今回の噴水にクリスタルガラスが使われているのには理由があります。かつて同じ場所にあった噴水がガラスだったからです。
「過去とつながっているのがいいと思ったんです。以前の噴水にはガラスが使われていましたからね」
昔の噴水、すごいですね。こんなのがあの交差点にあったとは知りませんでした。
夜はライトアップされていたようで美しいですね。でも20年も前から稼働していなかったそうです。
新しい噴水は40の企業と250人の作業員の協力で制作されているそうです。その費用は総額で600万ユーロ。すべて寄付でまかなわれています。
現在、3月21日のオープンに向けて準備が進められているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、部屋の中で水の音がするといいなと思い、室内用の噴水を買ってきたのだが、その音が、トイレのタンクに水が溜まるのとそっくりの音がするのだった
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0