コンフレリー4 [ローヌ=アルプ地方]
ラグビー日本代表、勝点5で初戦を白星スタート。おめでとうございます!身体を労わりつつ次戦に備えてくださいね。
さて、シリーズの最後は、フランス中央山岳地帯の東端にあるピラ山の麓の村ペリュサン(Pélussin)を訪ねます。
ここのコンフレリーはリンゴの普及活動をしています。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月12日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがそのコンフレリーの皆様方。日本の学校に校歌があるように、コンフレリーにも歌があります。もちろんリンゴの歌。
リンゴと言ってもこの地域のリンゴは “ピラのリンゴ” と呼ばれています。
栽培されている品種は全部で8つ。その中には青森のリンゴ “ふじ” もあります。こんなところで日本のリンゴが育っていたとは!
年間の収穫高は8,000トン。
「無理やり引っ張ってはダメよ。くるっとねじりながら収穫します」と女性。
果肉がしまっていて、かじるとカリッと音がします。そして甘い果汁もたっぷり。
夏の猛暑の影響で例年より熟すのが早かったそうです。それに合わせて収穫時期も1週間ほど早くなりました。
この地域にリンゴの木が植えられたのは1950年代のことでした。現在ではリンゴ農家は75軒まで増えました。
「あのピラ山がもたらす湧き水でリンゴが育ちます。そしてこの地域独特の香りと味のするリンゴが生まれるんです」と会長さん。
コンフレリーには歌だけでなく旗もあるんですね。歌と旗はワンセット。
収穫されたピラのリンゴを持って、近くの村ペリュサンにやってきました。
「ピラ地方は1974年に国立自然公園に指定されました。コンパクトにまとまった地域ですが、3つの気候が共存しています。そのため様々な自然の生き物が生息しているんです」と観光課の責任者。
夏が終わりリンゴの収穫期が始まると毎年こうしてコンフレリーのメンバーが集まり、初物のリンゴを味わいます。
カリカリっと音がして美味しそうですねえ〜。
「甘さと酸味のバランスが完璧です!」と会長さん。
生のリンゴを食べるだけではありません。こちらは二種類のタルト。それぞれ違った品種のリンゴが使われています。
「こちらはリンゴのコンポート入り、こちらはあんずのジャムをのせたものです」と男性。
ピラのリンゴは甘いお菓子だけでなく、普通の料理にも使われます。
「ローストポーク、チキン、ブダンなどと一緒に食べてもよく合いますよ」
11月にはピラのリンゴ祭りが開催されるそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ニュートンはリンゴのおかげで引力を発見したが、僕はヤシの実のおかげで救急車を発見した
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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