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秋の味覚 [フランスのグルメ]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズなのですが、このコーナー、秋の味覚を紹介するスペシャル版になってました。

 節約晩ご飯はお休みして、このスペシャル版を紹介します。

 秋の味覚といえば、キノコ。

Paris_Strasbourg.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年10月26日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ストラスブールの市場に並ぶキノコの数々。秋を感じますねえ〜。

 中でも代表的なのが、ジロール茸、セープ茸、チャンペートル、グリセット。

 このキノコに詳しいのがこちらのお店のヴァンサンさん。

 栽培キノコは1キロあたり5ユーロほどですが、野生となるともっと高くなります。

 お買い物にやってきた消費者の方の頭の中にはキノコを使った美味しい料理が浮かんでいるようです。

 「セープ茸はリゾットかオムレツにすると美味しいですねえ」と男性。

 「バターとパセリと合わせるとキノコの味と風味がさらに増して美味しいですね。それに森の中にいるような気分になれます」と別の男性。

 野生のキノコが取れる採れる森といえば、ストラスブール北部にあるアグノーの森。

 20,000ヘクタールほどの森には松やブナの木が生い茂り、キノコの宝庫になっています。

 「キノコを見つかると嬉しいですよ(笑)。手ぶらで帰ったら寂しいですからねえ」と男性。

 枯れ草を避けると、こんな大きなキノコが見つかりました。宝物を発見したようで嬉しくなるのもわかりますね!

 しかし、気をつけなくてはならないのは中には毒キノコもあるということ。食べられるキノコより毒キノコの方がはるかに多いらしい。

 カゴいっぱいになったら日が暮れる前に帰りましょう。

 収穫したキノコは埃や汚れを取りのぞきます。とは言っても水で洗ってはいけません。

 きれいになったらサイコロ大に切っておきます。このご夫婦、どうやらレストランを営んでらっしゃるようです。

 翌日のメニューの一つがキノコのオムレツ。

 サイコロ大のキノコに、ニンニク、パセリ、塩を加え炒めます。別のフライパンに玉子と生クリームをよく混ぜたものを加え火を通します。

 この料理、ただ単にキノコを入れたオムレツじゃないようです。

 キノコを使ったソースの上に、先ほど炒めたサイコロ大のキノコをのせ、その上に火を通した玉子をのせて、このお店のセープ茸のオムレツの完成です。

 「あの森にあったキノコを、このお店で食べられるなんて、ありがたいことですよ」と男性。

 セープ茸を使ったパスタも美味しそう。

 1日の営業が終わったら、また森に出かけて野生のセープ茸を探しに出かけるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、オムレツを作った。5歳になる娘を驚かそうと、玉子を割りながら言った。『きゃあ、玉子の中からひよこが出てきた!』娘はソファの上で寝転がって動かず。代わりに16歳の息子がやってきた。『ひよこ、どこにいるの?』

VDM(Vie de Merde)より



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