あったかいスープ [フランスのグルメ]
11月1日は諸聖人の日でした。この日は、キリスト教の聖人たちをお祝いする日です。
それと同時に、フランスでは、年に一度のお墓まいりの日でもあります。
今年、元仏大統領で日本通だったジャック・シラクさんが亡くなりましたが、モンパルナスにあるお墓にはたくさんの人がお参りしたようです。その様子に興味のある方は→こちら。
お花に混じってたくさんのリンゴが供えられていました。
1995年の大統領選で、リンゴはシラクさんのエンブレムになり、見事に大統領に当選したのでした。
シラクさんのお墓から数メートルのところにはシャルル・ゲンズブールのお墓があるそうです。
そこにはたくさんの地下鉄の切符。その理由は、ゲンズブールの最初のヒット曲が「Le Poinçonneur des Lilas(リラ門駅の切符切り)」だったからのようです。
それはさておき、本日はこの季節にぴったりの暖かいスープのお話です。
ちょっと変わってますが、こんなスープは如何でしょう?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年11月4日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
このスープの主役はベルギーチコリ。それを引き立てるのがジャガイモ。
チコリを4つ、大きめのジャガイモ3つを購入して4.20ユーロ。
カトリーヌさん、お孫さん二人に手伝ってもらってスープを作ります。
チコリの芯を取り除きスライスします。芯を取ると苦味が少なくなるそうです。
これを鶏出汁スープの中に入れ、ジャガイモと一緒に数分煮込みます。
あれっ、まな板がピンクのブタになってましたねえ〜。
それはともかくとして、煮込んだ後はハンドミキサーでドロドロにします。
そこに温めたミルクを適量加えます。これで出来上がり。簡単ですねえ〜。
最後にナツメグを下ろして香りをつけます。そして食べる直前にクルトンではなくクルミを入れていただきます。
ほろ苦くて、甘くて、塩味もするという、とっても味わい深いスープのようです。
でも、お孫さん達は手放しで美味しいとは言っていないような・・・。
大人の味のスープなのかも。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、食事をしていると、祖母がわざとスープの中に入れ歯を落とした。みんなを笑わせようとしたらしいが・・・見事に失敗」
VDM(Vie de Merde)より
チコリ大好きなのでこれは作ってみたいかも、です^^
でもチコリ4つかぁ・・・
日本で買うとチコリは結構お高いので(しかも小さい)
2個で試してみようかしら( ´艸`)
by ちぃ (2019-11-07 17:42)
ちぃさん
私もチコリ大好きです。
確かに、問題はお値段。高いんですよねえ〜。><;
スーパーで小さいのがパックで売られてます。それにお店によっては置いてない。でも、このスープ、作ってみたいですねえ〜。
by carotte (2019-11-09 15:20)