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週末はブラガで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はポルトガル第三の都市ブラガ(Braga)を旅します。

 パリからは空路の直行便で2時間10分。

 ポルトガルのローマと言われているブラガ、どんなところなんでしょう?

 では出発!

Portugal_Braga.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2019年1月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

Braga.jpg

 確かに、この風景、古い町並みが残っていてローマのように見えます。数ある名所旧跡の中から最初に訪ねたのはボン・ジェズス教会(青印)。

 ん?どうなってるの、この建物?よくわからないけど美しいですね。案内してくれるのはマリアナさん。

 「ここは地元の人にはよく知られた場所で、散策やピクニックが楽しめる場所なんです」

 一番上にある教会まではDNAみたいな螺旋状の階段を上がっていきます。階段の総数は600段ほど。

 最上階まで上るとブラガの全景を見渡すことができます。

 「雲がない時はビーチが見えるんですよ。海までは約30キロあります」とマリアナさん。

 教会はバロック様式になっていました。貴重な美術品も展示されています。

 さて、帰りは階段ではなく、こちらのケーブルカーで降りることにしましょう。

 地上に戻ったら旧司教館を見学しましょう(赤印)。フランス式庭園の中にある豪華なお屋敷。18世紀からこの姿は変わっていないそうです。

 「ここには、当時の富裕層がどのような暮らしをしていたか分かるように様々なものを展示しています」と係りの方。

 中に入るとポルトガル風のタイルの壁が迎えてくれました。そして、玄関ホール、舞踏室、客間、そして食堂やキッチンまであります。

 「食堂では料理を食べるたびにここで手を洗っていました」

 奥にあるのがキッチンですが、現在では電化されてしまった道具が全部揃っています。

 「ここには石のかまどがあって全部の料理を温めることができたんです」

 キッチンを見ていたらお腹がすいてきました。時計を見たらもうお昼の時間。では地元の郷土料理をいただくことにしましょう。

 ここは、レストランDona Petisca(オレンジ印)。料理人のクリスティーナさんが郷土料理を作ってくれます。旅人さんもお手伝い。まずは大鍋に油を入れて、ニンニク、たまねぎ、ジャガイモ、チョリソーを炒めて煮込みます。そしてできたのがポルトガル北部でよく食べられているこのスープ。

 「代々親から子へと引き継がれてきたわが家の料理です」と料理人。

 さあ、できあがったスープをいただきましょう。これでたったの1.80ユーロ。

 お腹がいっぱいになったら、今晩の宿へと向かいましょう。ここは元修道院(こげ茶印)。

 ブラガには25の教会がありますが、現在では違う用途に使用されているものがいくつがあるそうです。その一つがここ。ホテルとして利用されています。

 「歴史的建造物をそのまま生かしながら有効利用したのがこのホテルです。静かですし、ベネディクト派の修道院の雰囲気が味わえます」とホテルの方。

 さすが元修道院、食堂が礼拝堂のようになっています。お部屋の方は近代的。清潔で機能的にできています。

 さて、ブラガはワインの産地でもあります。階段状にできたブドウ畑の眺めは壮観!アートに見えますね。このブドウを使ってできるのがポルト・ワイン。

 そんなわけで、ビール醸造所にやってきました(黄印)。あれ、ワイナリーじゃないの?

 なぜにビール醸造所にやってきたかと言えば、ここはポルト・ワインと縁があるからなのです。

 「ポルト・ワインの樽を使ってビールを作っています。深い味わいのビールになるんです」

 この樽に入れて一年間熟成させるそうですが、どんなお味なのか気になります!

 最後は、この雄鶏の置物を作っている工房にやってきました。

 雄鶏はポルトガルのシンボル。こちらの工房では型作りから絵付けまで全部手作業。旅人さんも挑戦しました。腕がいいと褒められたようです。

 さて今回の旅の費用は、飛行機代が120ユーロ、旧司教館見学が3.50ユーロ、食事代が6ユーロ、宿泊代が75ユーロ、お土産の雄鶏が15ユーロ、締めて219.50ユーロ(約27,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼が友達の一人に、私たちと一緒にポルトガルでバカンスを過ごさないかと誘った。その友達というのが私の元カレ。もちろん彼はそのことを知らない・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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