週末はブレーメンで [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はドイツの都市ブレーメンを旅します。パリからは空路の直行便で1時間半。
ブレーメンと言えば、一番に思いつくのがあの音楽隊。今のブレーメンはどんなところなんでしょう?
では、出発!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年2月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ブレーメンに到着するとアコーデオンの音楽が迎えてくれました。
あいにく空はどんよりとした曇り空。そんな空に向かってそびえ立つのが聖ペトリ大聖堂の二つの塔(青印)。13世紀に作られました。その直ぐ近くにあるのが市庁舎(赤印)。ユネスコの世界遺産のひとつです。
さすがハンザ同盟で栄えた街らしく歴史ある立派な建物がずらりと並びます。
さて、今回のガイドさんはマリー=レナさん。ブレーメンに来て4年になるという学生さんです。
まず連れて行ってくれたのが、こんな路地。小さな家が立ち並ぶ界隈です。かつては港にまつわる様々な仕事をする職人たちの工房でしたが、今は小さな商店に生まれ変わりました。ホテルHochzeitshaus(緑印)のすぐ隣のカフェに入ってみましょう。
「税金を逃れるためにこんな狭い家を作ったんです」とマリー=レナさん。
次に連れて行ってくれたのが、ベトヒャー通り(こげ茶色)。20世紀にコーヒーで大金持ちになった商人が私財を投じて作り上げた通りです。レンガの家々が印象的。
そこで立ち寄ったのが飴屋さん(黄緑印)。実演販売をしています。毎日、25〜30キロの飴を作っているとか。甘い飴を試食して幸せ気分。
次は先ほどちらりを姿を見せていた市庁舎に向かいます。15世紀初頭に建てられた建物は当時の繁栄ぶりがよくわかります。地下にはワイン蔵があります(紫印)。
「ここにはドイツでもっとも古いワイン樽が貯蔵してあります。こちらが一番古いもので、1653年のロゼです」
さらに瓶詰めのワインもあります。これは1727年の白ワインで今でもちゃんと飲めるそうです。気になるのはお値段。クリスティーズで15,000ユーロの値がつけられたそうです。試飲したのはもっとお手ごろな価格のワイン。でも十分に美味しいそうです。
お腹がすいてきたので、このワイン蔵のレストランに入ってみました(オレンジ印)。旅人さんが食べていたのは豚肉料理。
お腹がいっぱいになったら、こんなところに行ってみましょう。科学館ウニヴァーズム ブレーメン(水色印)。入場料5ユーロで様々な体験ができます。変なメガネをかけてもうまくシュートできる人もいれば、できない人もいます。
さあ、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。ここは室内にいながらキャンピング気分が味わえる宿泊施設。ここには11種類にキャンピングトレーラーが設置されており、それぞれフィンランド風、スウェーデン風、ベトナム風などになっています。そして中庭のようなところではお客さん同士で飲み会が始まりました。飲み物はもちろんビール。楽しそうですね。
旅人さんが泊まったのはメキシコ風のトレーラー。明日に備えてさっさと寝てしまいましたが、他の皆さんは真夜中のソーセージパーティ。大宴会となりました。
翌日は、風車を改造してできたカフェで朝食(黄印)。ずいぶんと豪華な朝食ですね!
エネルギーを補給したら、電車に乗ってちょっと遠出。やってきたのは、気象館Klimahaus Bremerhaven(黒印)。ここでは世界各地の気象を体験することができます。これはジャングルの夜?次は、北極?で、最後は南国の島サモアでのんびり。
さて今回の旅の費用は、旅費代が96ユーロ、宿泊費が50ユーロ、見学代が37ユーロ、食事代が33ユーロで、締めて216ユーロ(約26,000円)でした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、夏フェスでキャンプ場に宿泊している。50000人以上を収容できるという巨大なキャンプ場で、なんと僕の元カノが彼氏と一緒に、僕のテントの真向かいで宿泊していた」
VDM(Vie de Merde)より
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