5月のスズラン [トピックニュース]
このところ気温の落差が激しいので困ります。急に寒くなったり、急に暖かくなったり。春先ってこんなもんでしたっけ?
今年は状況が状況なだけにどうも季節を認識する余裕もなかったような気がします。
買い物のついでに横切った公園で、木々が緑色になっているのに気がつきました。
梅の木には小さな実が付き、ツツジの花も咲き始めました。そろそろ青葉若葉の季節になります。
来週末には月が変わり5月になります。5月1日といえば、フランスではスズランの花がお店や街角の出店で売られるのが恒例ですが、今年はどうなのでしょう?

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月20日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらは農家のスズラン畑。コロナウィルスとは無関係のスズランはよく育っているそうです。
「花の形も色もいいですし、丈も十分にあります。今年は品質のいいスズランに育ってます」と農家の方。
とは言っても、今年の収穫量は昨年の6分の1。外出禁止で卸業者も花屋も休業中。今のところ、量販店での販売だけが頼りです。
「確実に売れる分だけを収穫しています。大量に収穫して冷蔵室に保存して売れるのを待つというようなリスクは冒したくないんです」
結果、売り上げは例年の80%減。
また収穫期間も短くしました。例年は7日間ですが今年は3日間だけ。となると、収穫を手伝ってくれる労働者の数も減らさざるをえません。
「いつもは35人くらいなんですが、今年は15人ほどです。ウィルス感染を怖がる人もいますしね」
そのため、今年は手袋をして、間隔をあけて収穫しているそうです。
「アパートに住んでいるんですが、こうして外に出られてストレス解消になってます」と高校生。
「外出禁止ですが、外で働けるのは気分転換になりますし、おまけにお金がもらえるのは嬉しいですね。バカンスの費用の足しにしようかと思います」と女性。
今年は販路が限られるようなので街のあちこちでスズラン売りを見ることは難しいようです。
それにしてもこれだけのスズラン、これ以上収穫できないとは残念。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、そして数週間前から、夫が花束を頻繁にプレゼントしてくれるようになった。それもそのはず、浮気相手が花屋だったからだ
」
![[ちっ(怒った顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/141.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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