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春の鳥 [アルザス地方]

 気ままに外出できないことはストレスの一つではあるものの、工夫をすればなんとかやり過ごすことができる。

 でもどうにもならないのは新型コロナウィルスそのもの。軽症かと思っていると急に重症化してしまい命を落とす人もいて怖くなる。

 結局、ストレスの元凶は謎のウィルスそれ自体なのだった。これが延々と2ヶ月近く続いていて少々きつい。

 そういう時はやっぱり美味しいものを食べると気持ちが和らぎます。

 先日、買い置きのエビがあったのでどうしようかと思いつつレシピを探していたら、NHK「きょうの料理」のサイトで陳健一さんのエビチリがあったので作ってみた。

 これが普通の中華屋さんのエビチリとは一味違っていて美味しいのでした。

 もっとも、手持ちがなかったのでチキンスープをブイヨンに、ケチャップを缶詰のトマトにしてしまったので、なんとなく中華と洋風のマリアージュのようになっておりました[あせあせ(飛び散る汗)]

 それでも美味しかったからわが家は大満足。もちろんエビはぷりっぷりっ。

 それはさておき、久しぶりにコロナとは関係のない季節を感じさせるニュースが見つかりました。

 アルザス地方のシンボルにもなっているコウノトリ。可愛いヒナが育っているそうです。

Paris_Sarralbe.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月28日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

CigogneCF.jpg

 親鳥が生まれたばかりのヒナにつきっきりで面倒を見ています。巣は煙突の上???

 こちらの男性ドミニクさんは、コウノトリ博士。この鳥のことは何でもご存知だとか。

 今年は、子育ての邪魔になる人間があまりいないのでコウノトリも助かっているらしい。

 「卵を産むと巣を離れることはありません。近づきすぎると逃げていきますが、必ず巣に戻ってきます」とドミニクさん。

 コウノトリはつがいで子育てするそうです。一羽が餌を取りに飛び立つと、もう一羽がヒナの面倒をみます。

 その時の状況に合わせて仕事の分担がきちんとできているらしい。

 「コウノトリがやってくると春ですからね」と柄物のマスクをした女性。

 「コウノトリの子育ては素晴らしいですよ。ヒナが次第に大きくなっていくのを見るのは嬉しいものです」と別の女性。

 ああ、あの上から見た画像は、このウェブカメラで撮影したものだったんですね。その様子はインターネットで世界に配信されているそうです。

 「今、コロナウィルスで社会が厳しい状況になっている時に、この映像を見ると癒されます」と女性。

 こうして育てられたヒナたちは3ヶ月もすると別の国へと旅立っていくそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、おばあちゃんが私に言った。『いいかい、赤ちゃんはね、コウノトリがおうちの玄関に運んでくるんだよ』おばあちゃん、私、もう二十歳だよ・・・」

VDM(Vie de Merde)より


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