エッフェル塔再開 [パリ]
梅雨とは思えないような好天気が続き、ありがたいながらも心配にもなる。
一週間天気予報を見ても雨が降り続くわけでもなさそうだ。空梅雨になったら、それはそれで問題。
ふと思いついて、久しぶりに東京の水瓶がどんな様子かチェックしてみた。
利根川水系ダムの貯水量は82%、荒川水系が70%で、いずれも平年を少し上回っている。今のところは水不足の心配はなさそうだ。
さて、世界中で外出の禁止や自粛の解除が続いていますが、パリのエッフェル塔も今月の25日に再開するそうです。
その準備の様子をのぞいてみましょう。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月16日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
3ヶ月間も閉鎖されていたエッフェル塔。第二次世界大戦以来、ここまで長い期間閉鎖されたのは初めてのことです。
フランスで二番目に観光客の多いこの名所が、今月25日に再開されることが決まりました。
「どうしてもあの上に行ってみたいです」と女の子。
「娘さんの願いを叶えてあげますか?」と取材班。
「もちろんですよ」とパパ。
そのエッフェル塔は今週の木曜日からチケットの販売が再開されるようですが、観光客の受け入れ態勢が急ピッチで進められています。
「至るところにこのヘンスを立てています」と作業員。
人と人との間に間隔を開けなくてはならないのは当然ですが、マスクをすることも義務付けられます。
そして再開してすぐはエレベーターに乗ることはできません。こうして階段を使って上の階に向かいます。階段の数は675段!
3階にやってきました。大々的にリフォームが行われています。
こちらは全体にペンキを塗り直しています。
そして床には水色のテープが貼られています。ここからの眺めをゆっくり楽しむならはこの水色のテープの中に立ってということらしい。ひとマスには一人だけに限られます。
次は、普通は入れないエッフェル塔の工房にお邪魔します。
これはエレベーターの扉ですが、普通は風が入らないようにするところを、コヴィッド19のために通気をよくしなくてはならないらしい。
今回の再開のために作業にあたっている人員は700人ほど。
お土産品店もオープンします。地上ではサンドイッチのお店も再開。塔のテラスにはカフェもあります。コヒーを飲んだりアイスクリームを食べることもできます。
4階のレストランはもう少し後で再開される予定です。
「慌てて再開してはいけません。感染の危険を大きくしてしまいかねませんからね。エッフェル塔は外出禁止が始まってから毎月900万ユーロを失っている計算になりますが、再開は徐々に進めていく必要があります」と運営責任者。
再開後は毎日6000から7000人の入場者が予想されます。通常の三分の一程度。
いつも長い列ができているのですが、これなら列に並ばなくてもすぐに上がれそうですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、家族でパリに観光にやってきた。どこを見て回るか計画を立てているとパパが言った。『ルーブル美術館、エッフェル塔、モンパルナスに行きたいねえ』するとママが言った。『ラッシュ時の地下鉄に乗ってみたいわあ』・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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