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30ユーロで晩ご飯104 [お料理実践編]

 仕組みがよくわかって疑問が解けたので、コロナ感染追跡アプリをスマホにインストールした。

 今月後半から外出する機会が増えそうなので、何かあった時のために入れといた。

 しかし、App Storeにアクセスしてもすぐには見つからず、COVID-19で検索したらフランスのアプリが出てきた!

 フランスのアプリって日本でも使えるんだろうか?仕組みが違うだろうから駄目なんじゃないのとつぶやきつつ、結局、どこかのニュース記事にリンクが出てたので日本版をやっとダウンロードできた。

 翌日、App Storeにアクセスしたら最初にどか〜んと出てきてたっけ。

 それはさておき、月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます、というのが常ですが、今回は特別版。

 星付きレストランLe Vagabondのシェフがチャレンジしてくれるのですが、今回の予算はゼロユーロ。というのも、シェフの菜園で育ったものを使うので、お金は一切必要ありません。

 さあ、どんな料理をつくってくれるんでしょう?

 ではスタート!

Paris_Lille02.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月20日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

4aT103N.jpg

 シェフのニコラさんの菜園は、レストランから20分足らずのところにあります。

 では材料を収穫していただきましょう。

 土の中から出てきたのは・・・カブ。自然の中で育った健康そうなカブ。前菜に使うそうです。

 前菜にはもう一つプティポワと呼ばれる日本の絹さやに似た野菜も使います。

 つぎはメイン料理に使うほうれん草を収穫。日本のとはちょっと感じが違ってますね。このメイン料理の付け合せに使うのがジャガイモ。

 「こんなふうに花が咲いたら食べごろだという合図です」

 日本ではあまり見ない種類のジャガイモのようです。

 そして今回の料理に唯一使われるタンパク質がこちら。ニワトリの玉子。ニワトリが慌てて飛び出してきました。産みたての玉子を5つほどいただきましょう。

 最後はデザート用にフランボワズ(木いちご)を摘み取ります。

 これで菜園で調達するものは揃いました。ここに生クリームと牛乳を加えて準備完了。

 菜園で獲れた野菜はしっかりとした味があり、繊維もたっぷりで歯ごたえがあるそうです。

 では調理にとりかかりましょう!

 まずは前菜。

 カブを超薄切りにします。粒の荒い塩フルール・ドゥ・セルをふりかけたら、刻んだ玉ねぎとプティポワを添え、彩りにお花を飾ってドレッシングを掛けたらできあがり。

 次はメイン料理。

 ほうれん草を洗ったら、このままバターで炒めます。器にもりつけて目玉焼きをのせます。付け合せはローズマリーで香り付けしたジャガイモです。

 最後はデザート。

 とは言っても、あの白いものが何なのか不明。牛乳を固めたもの?

 その上に潰したフランボワズと生クリームをのせ、刻んだハーブで香りをつけたらクレープで蓋をして出来上がり。

 カロリー抑えめで健康的な晩ご飯となりました。でもちょっとお腹すいてしまうかも。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、元カノの家の前を通った。どうやら僕が交際中にプレゼントしたドレスを今でも気に入ってくれてるようだ。なにしろ家の菜園に立ってるカカシに着せてあったから[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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