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バカンスは国内で2 [ブルターニュ地方]

 暑い日が続いたかと思えば急に涼しくなる。そんな天気は色々と都合が悪い。

 履物をビーサンですませていると急に涼しくなってスニーカーに履き替える。そうすると翌日にはまた暑くなってビーサンに戻る。

 こうなると、いちいち靴箱の奥にしまいこむわけにいかなくなって、玄関が履物だらけになってしまう。

 もっと安定した天気になって欲しいものだ。

 それはさておき、6月も残り10日を切った。夏のバカンスシーズンが刻一刻と近づいてきます。

 今年は海外に脱出というより国内旅行を楽しむ人たちが多くなりそうです。お隣の国が陸続きのフランスでもそれは同じ。

 本日おすすめ国内旅行は、巨石で知られるブルターニュ地方の観光地カルナック(Carnac)。

Paris_Carnac.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

CarnacV.jpg

 この時期、海沿いの町カルナックと言えば、砂浜のビーチ。太陽の光と波の音を聞きながらのんびりすごしたい!

 それに近くには巨石の並ぶ観光スポットもあります。

 しかし、それ以外にも楽しむ方法は色々あります。ガイドブックのライターをしている女性が町の中を案内してくれました。

 「カルナックはかつては漁師町でした。その集落だった古い建物が残っています」

 中心街から2キロほど離れたこの村には散策に訪れる人が絶えません。

 「古い建物ながら手入れが行き届いていて趣がありますね。とても魅力的です」と男性。

 カルナックからすぐのところにはちょっと変わった宿泊施設があります。

 作り物の巨石に開けられたドアから最上階のトレーラーハウスに向かいます。

 中には寝心地の良さそうなベッドと、ゆっくり朝食が楽しめるテーブルと椅子が置いてあります。でもなんだかちょっと怖いですね。

 「ここはカルナックの縮図みたいな場所です。インターネットやシャワーなど現代の生活に必要なものが全部揃っていますが、先史時代の遺跡も残っているんです」とオーナー。

 他にもテントだけのものや、大きめの鳥小屋風のものもあります。

 ここからさらに北へと向かうと、モントヌフの列石があります。

 「先史時代に並べられた巨石が今もこうして崩れずに立っているなんて感動的です。しかも無料で見学できます」

 近くで見ると、やはり巨石ですね。なぜにこのような巨石を立てて並べたのかは謎。

 緑の広がる内陸部はハイキングコースになっています。健康的なバカンスがすごせそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、コロナ感染の最中に、うちの大学では授業はオンラインではなく教室でやるという。授業はなにかといえば、公衆衛生学」

VDM(Vie de Merde)より


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