会社向けコーヒーマシン [トピックニュース]
個人の自由だといってマスクをつけないというのもすごいお話なのでして・・・。
人の唾液の飛沫から感染するということが分かってるんだから、マスクをするのは社会に生きる人間としての責任でしょうに。
クルーズ船から始まった日本のコロナ禍。太平洋のあちら側で、さかんに日本を批判するような記事を書いたり話したりしていた専門家の方々には、その言葉、そっくりそのまま熨斗つけてそちらにお返しします!と、わが家ではなっている。
それにしてもこの感染の拡大はとてもすぐに収まるとは思えない。来年の東京五輪はちょっと難しいのではなかろうか?
それはさておき、フランスでは企業向けコーヒーマシンが大打撃を被っているそうです。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはとある企業の休憩室。
昔だったら5〜6人が集まってコーヒーを飲みながらあれこれおしゃべりしているところですが、今は出来ません。
人数は最大二人まで。しかも、マスクをした上で、適度に離れて会話しなくてはなりません。
「こういう感じですから、コーヒー休憩をできるだけ抑えるようにしてます」と女性。
追い打ちをかけるように在宅勤務が普及したため、さらにコーヒーマシンを使う人たちが減少しつつあります。
こちらはマシンの管理会社の方。
「コーヒーを飲む人たちが徐々に少なくなっています。ほぼ半数に減少しました。しかし、我々にはどうすることもできません。今のところ我々の仕事は通常の30%ほどになっています」
企業によっては全部のマシンを利用停止にしてしまうところもあります。
その結果、6月の売上は60%の大幅減少となってしまいました。少なくとも18,000万杯のコーヒーに相当するとか。
この現実を目の前にして、マシンの開発を始めた会社もあります。
こちらはキャッシュレス対応のマシン。できるだけ接触を減らして使ってもらおうというわけです。
「これなら、感染の恐れがなくなりますから安心してコーヒー休憩を取っていただけます」と関連会社の方。
中には、離れたところから携帯のアプリをつかって注文することが出来るマシンも現れました。
これならマシンに触ることなくさっとコーヒーを手に入れることができますね。しかし、そこまでして飲みますかねえ〜。
企業向けにコーヒーマシンや自販機を設置・管理している会社の従業員はフランスだけで55,000人ほどになるそうです。
売上の減少が続けば、多数の失業者が出てしまう恐れがあります。
この問題、フランスだけではないですね。6月は日本の企業でも給茶機の利用は極端に減ったはず。
COVID-19のの影響は計り知れません。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、2ヶ月も音沙汰のなかった娘からメールが来た。大喜びで開けてみるとこんなメールだった。『ママ、今日、安いコーヒーを飲んていたらママのこと思い出しちゃった』」
VDM(Vie de Merde)より
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