30ユーロで晩ご飯106 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのは、フランスの化粧品メーカー、クラランスの創業者の息子さん、オリヴィエさんです。
ということは、お肌に良い料理をつくってくれるらしい。これは注目ですね。
では、スタート!

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年7月4日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
オリヴィエさんとはカフェで待ち合わせ。飲んでいるのはオレンジジュース。さすが、お肌に良さそう。
では30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
市場に入る前にマスクを装着。コレを忘れてはいけません。
まずやってきたのは八百屋さん。かなりの量のニンジンを購入。「ニンジンにはカロテンが含まれています。カロテンはお肌にとてもいいんです。前菜にはニンジンのサラダを作ります」
そのサラダのドレッシング用にオレンジを一つ。その他、ナス、ズッキーニ、ニンニク、トマト、ブーケガルニも購入。どうやらメインはお野菜たっぷりになりそうです。
最後に、デザート用のフランボワズをひとパック。これが全部で14.12ユーロで、残りは15.88ユーロ。
次は乳製品のお店で、玉子とパルメザンチーズを購入。これが合計で7.23ユーロで、残りが8.65ユーロ。
さらに食料品店でブリックの皮とウコンを購入。ウコンはお肌にも健康にもいいそうです。デザート用にブラックチョコも合わせて購入。これが5.69ユーロ。
手元には2.96ユーロが残りました。みごと予算内で収まりました。では調理の開始!
まずはデザートから。
ブラックチョコを割って溶かします。
「チョコレートには抗酸化作用を促進するポリフェノールやオメガ3とオメガ6脂肪酸が含まれていて、身体にいいんです」とオリヴィエさん。
とろけたチョコレートは、泡立てた玉子の白身と混ぜ合わせ冷蔵庫で冷やします。最後にフランボワズをトッピングしたら出来上がり。
次は、前菜のニンジンサラダ。
ニンジンの葉としっぽを取り除き半分に切ってフライパンで炒めます。そこにオレンジジュースを加え水分が蒸発するまで煮詰めます。そこに塩・コショウで味付けしたら、最後にウコンをふりかけ、こんな具合に盛り付けたら出来上がり。
最後はメインの野菜のミルフイユ。
野菜をスライスして天板に並べ、ブーケガルニなどの香草を乗せてオーブンに入れ火を通します。これを焼いたブリックの上にのせて重ねたら、パルメザンチーズをスライスしてトッピングします。これでメインの出来上がり。
本日は晩ご飯ではなくランチになりました。夏にぴったりのお肌に良〜いランチでした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、動物病院の先生に言われたとおり、数日前からうちのワン公のダイエットを始めた。しかし、相当きびしかったようで、うさぎが食べているニンジンを横から盗み食いしていた」
VDM(Vie de Merde)より
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