7月の業績 [トピックニュース]
毎日、感染者減らないかなと願いながら見るニュース。裏切られてばかりで気分は下降気味。
この試練はいつまで続くのか?なにか良いニュースはないのかなあ〜。
さて、今日で7月も終わり。フランスの夏のバカンスシーズンもいよいよ後半戦に入ります。
コヴィッド19の感染拡大で大打撃を受けた観光業界ですが、7月は地域によって明暗が別れたようです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年7月29日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはブルターニュ地方のキャンプ場。
キャンプ場といっても、テントを張って寝泊まりするだけというのではありません。宿泊用にバンガローやトレーラーハウスが用意され、娯楽のための施設も充実しています。
フランスではこんなキャンプ場でバカンスを過ごす人たちが大勢います。
その中でもブルターニュ地方は、珍しく昨年よりバカンス客が増加しました。ここまで予約で一杯だった7月はないそうです。
「いつもの年の7月はたいてい空きがあるんですが今年は違ってます。皆さん、バカンスをすごすのに広いスペースを求めてらっしゃいます。それを提供できるのがブルターニュだったようです」とキャンプ場の方。
受付には満室の看板が出ています。
その原因は、地元民の四分の一が地元でバカンスをすごすことにしたからのようです。
「いつもの年は何キロも車を走らせて3時間位かけて出かけていたのですが、地元にこんないいところがあったなんてねえ」とレンヌからやって来たマダム。
ご夫婦揃ってカラフルなマスクが良いですねえ。夏のビーチにピッタリ。
一方、リゾート地で名高いコート・ダジュールは、冴えません。
というのも、夏のバカンスを過ごしに来る人の半分が外国人。その外国人がほとんどいません。
「ここまで人が少ないなんて驚きましたね。でも、十分に隣と距離が取れていいですよ」と外国人。
キャンプ場となると事態は最悪です。こちらはサン・ラファエルのキャンプ場。
「夏は毎年満室ですが、今年は60%ほどしか予約が入っていません。英国、オランダ、ドイツなどからのバカンス客がいないんです」とオーナー。
外国からの観光客が減少したのはパリも同じ。
「のびのびできていいわ」とパリジェンヌ。
しかし、観光業界にとっては大きな痛手。昨年は89%だったホテルの宿泊客も今年は16%まで落ち込みました。
国全体を見てみると、昨年より増加したのはブルターニュ、ヌーヴェルアキテーヌ、オキシタニー。
パリを中心にしたイル・ドゥ・フランスと南仏・コルシカ島は減少となってしまいました。
最後に登場した海の水のきれいなビーチはコルシカ島。ビーチには11人しか人がいなかったそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、キャンプ場のプールで監視員をしているが、溺れかけた人を助けるより、ゴミを拾っていることの方が多かった」
VDM(Vie de Merde)より
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